王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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ポルノは現実に影響を与えませんよ、という論理的なお話(2)
さて、ポルノとマスターベーションについては十分に検討したので、続いては実在する相手とのセックスについて考察しよう。こちらは、意のままにならない相手がいる分だけ、更に幾つかの条件が必要となる。その一般的な条件が、相手の安全性と同意、そして慣れだ。
シチュエーションを端折るため、ここではヘテロセクシャルのカップルを前提に書き進めよう。といっても、難しく考える必要は全くない。要するに、相手の女性が信用できない場合は交感神経が活性化してしまうので男性側の勃起が難しいし、また同意の無い相手とのセックスも、自分が何らかの抵抗を受ける危険性があるので、やはり交感神経が活性化してしまうというだけの話でしかない。また、性行為の体験数が少ないため、どのような手順を踏めば良いかの確信が持てず、緊張してしまう=交感神経が活性化して勃起できないというというのは頻繁に聞く話で、特に珍しい事ではない。
ところが、レイプ犯や痴漢は上記の条件に当てはまらなくても性的行動をとることが可能である。レイプは女性からの同意を期待できないどころか抵抗されるリスクが高いし、痴漢に至っては衆人観衆の中で行われるので、「普通」の男性であればいずれも勃起が困難な状況なはずだからだ。
それでは、何故に彼らは「安心できない」状況下でも勃起が可能なのかと言えば、考え得るケースとしては、
(1)環境を認識するための受容機能に何らかの障碍がある。
(2)安全な場所かどうかを確認するだけの認識能力がない。知的障碍、何らかの脳疾患、もしくは統合失調症。極度の酩酊状態や疲労。
(3)「普通」の男性と性交時に「安心できる」ための条件が違う。
の3つが考えられる。いずれも広い意味では社会性の欠如と言うことになるが、ここではおおざっぱでもこの3つを分けて説明する。
まず(1)に関してであるが、科学技術やインフラが発達していない時代には、目が不自由だったり耳が不自由だったりすることが、環境認識やコミュニケーションをとる上で大きな障碍になったという過去に起因する問題で、現在では大きく改善されているので俎上に乗せるつもりはない。
次に(2)の知的障碍者だが、周囲を認識できる能力が欠如しているため、状況の如何を問わず「リラックス」できてしまうので、性的な「興奮」をコントロールする能力がないタイプの人間を指し、これは現在でも一定数存在する。実際に、児童が路上で見知らぬ人間に襲われたケースの約半数は、知的障碍者が引き起こしたという説もある。私自身も、かつて多目的トイレに入っていたら、知的障碍者が私を女性と勘違いしてトイレに乱入しようとしたという経験がある。
また、元衆議院議員の山本譲司が告発しているように、そもそも刑務所に収監された受刑者の4人に1人は知的障碍者であり、別の調査によると、そのうちの約7割が累犯者だ。これは適切な福祉制度を受けられない環境下では、彼らの認識能力の低さが犯罪を引き起こしたり、逆に被害者として巻き込まれやすい事実を間接的に示している。
続いて、重度の統合失調症の場合は、自他の区分がついておらず(自分の考えたことが、まるで他人が考えたことのように思われるのが統合失調の症状)、これが極めて希に性的な衝動と結びつくと犯罪を引き起こす場合がある。こちらも周囲の状況が内面ほど重要ではない(正確には、周囲の状況と自分の考えた事の区分が曖昧である)。その典型として、精神科医の岩波明氏が統合失調症の患者で露出症の男性のケースを紹介しているが、彼は「性癖は創作物に影響される」と主張する。
これは「創作物が影響を与えるという」という虚妄を理解するために重要なケーススタディだ。統合失調症の患者は自分の考えた事がさも他人から吹き込まれたような実感がするため、「創作物に影響された」と本気で信じてしまう事が多いのだ。しかも、それを自明のものとしていると、他人も創作物に影響されて(性を含む)行動を決定していると信じて疑わない。
例示した男性の場合、本当は黒髪の大人しい美少女が好きなのだが、彼女たちはイケメンばかり出てくる少女マンガを読んでおり、これらの作品に「影響」されているので、ブサメンである自分は彼女達にとって恋愛の対象にならない、という旨の主張をしている。これが、いわゆる規制推進派の理論とほぼ同じであることに留意すべきだ。
つまり、人口の中には一定の割合で「創作物に影響された」と信じて疑わない人間が存在する。前述の岩波氏は、人口の約1割がこのような思考体系の持ち主(スキゾフレニックパーソナリティ=統合失調症的人格)で、更にこの中の約1割が統合失調症を発するのではないかと仮説を立てているが、%はさておきこの仮説は正しいものと思われる。
問題はここからで、このような主張をし易い思考体系の人間は、何も規制推進派に集中しているわけではなく、規制反対派内部にも相当数存在するという点にある。というよりも、正確にはマンガ・アニメ好きの中にはスキゾフレニックパーソナリティが占める率は、一般よりも高い。
スキゾフレニックパーソナリティのオタクがどのような世界観に支配されているかを知りたければ、いわゆる『セカイ系』と呼ばれる作品群に目を通せばよい。セカイ系は個人の意識が「世界の危機」とダイレクトに繋がっている点に特徴があるが、これは被害妄想が強い統合失調症特有の認識だ。また、こうした創作物は『セカイ系』以前からSF作品でかなり頻繁に見られた傾向で、日本における代表的な作家として平井和正が挙げられる。
そして、ここも重要だが、こうした認識のあり方は、社会学の一派にも幾つか存在する。たとえば、ラディカルフェミニズムのスローガンである「個人的なことは政治的である」はこの典型だ。これは、性差別が私的な経験ではなく、実は社会的広がりを持つ政治問題だったという主張に裏付けられた標語なのだが、この考え方と『セカイ系』は思考の飛躍の仕方がほぼ同じである。
また、フランスのマルキストであるルイ・アルチュセールが主張した『内在化(もしくは内面化)』理論も類型の思想だろう。こちらは「イデオロギー的国家機構」によって、人々の内面に資本主義が植え付けられるという主旨の主張だが、これも統合失調症の症状を遺憾なく示している。
これら3つの世界認識に共通しているのは、これも繰り返しになってしまうが、世界と個人が直結している、すなわち自分と他人の境界が極めて曖昧だという点にある。だから、世界に何らかの変化があると、それを個人がダイレクトに被ってしまい、しかもそれが悪い方向で変化しない(あるいは決定づけられる)という運命論的な特徴も備えている。
そして、彼らの主張はいずれも常識的な人間には理解不可能だ。たとえば、常識的な人間が「感動的な作品」を見て涙を流すことがあっても、これが長期間継続することはない。短ければ数十分、長くとも数時間で通常の精神状態に戻る。感動作品を見て1週間も感動しっぱなしであれば「頭のおかしい人」というレッテルが貼られるのは確定だろう。
つまり、普通の人は外部環境から何らかの影響を受けても、しばらくすると「元の状態」に戻るのだ。これを生理学的に説明すると、何らかの外部からの刺激で自律神経のうちの交感神経が活性化した状態になっても、しばらくすれば不活性な状態に戻る、ということである。
ここでもセックス嫌いの時と同じように、「異常」な状態を識別する基準が「どうして刺激が継続してしまうのか?」である事に留意していただきたい。何度も繰り返すが、普通の人間は特定の刺激を受けても、ずっと交感神経が活性化した状態を維持する状態にはならないのだ。命の危機もないのに、身体が勝手に戦闘状態に突入する事は、ただのエラーでしかなく、エラーが頻発する肉体は既に正常な状態ではないって事である。
(続く)
シチュエーションを端折るため、ここではヘテロセクシャルのカップルを前提に書き進めよう。といっても、難しく考える必要は全くない。要するに、相手の女性が信用できない場合は交感神経が活性化してしまうので男性側の勃起が難しいし、また同意の無い相手とのセックスも、自分が何らかの抵抗を受ける危険性があるので、やはり交感神経が活性化してしまうというだけの話でしかない。また、性行為の体験数が少ないため、どのような手順を踏めば良いかの確信が持てず、緊張してしまう=交感神経が活性化して勃起できないというというのは頻繁に聞く話で、特に珍しい事ではない。
ところが、レイプ犯や痴漢は上記の条件に当てはまらなくても性的行動をとることが可能である。レイプは女性からの同意を期待できないどころか抵抗されるリスクが高いし、痴漢に至っては衆人観衆の中で行われるので、「普通」の男性であればいずれも勃起が困難な状況なはずだからだ。
それでは、何故に彼らは「安心できない」状況下でも勃起が可能なのかと言えば、考え得るケースとしては、
(1)環境を認識するための受容機能に何らかの障碍がある。
(2)安全な場所かどうかを確認するだけの認識能力がない。知的障碍、何らかの脳疾患、もしくは統合失調症。極度の酩酊状態や疲労。
(3)「普通」の男性と性交時に「安心できる」ための条件が違う。
の3つが考えられる。いずれも広い意味では社会性の欠如と言うことになるが、ここではおおざっぱでもこの3つを分けて説明する。
まず(1)に関してであるが、科学技術やインフラが発達していない時代には、目が不自由だったり耳が不自由だったりすることが、環境認識やコミュニケーションをとる上で大きな障碍になったという過去に起因する問題で、現在では大きく改善されているので俎上に乗せるつもりはない。
次に(2)の知的障碍者だが、周囲を認識できる能力が欠如しているため、状況の如何を問わず「リラックス」できてしまうので、性的な「興奮」をコントロールする能力がないタイプの人間を指し、これは現在でも一定数存在する。実際に、児童が路上で見知らぬ人間に襲われたケースの約半数は、知的障碍者が引き起こしたという説もある。私自身も、かつて多目的トイレに入っていたら、知的障碍者が私を女性と勘違いしてトイレに乱入しようとしたという経験がある。
また、元衆議院議員の山本譲司が告発しているように、そもそも刑務所に収監された受刑者の4人に1人は知的障碍者であり、別の調査によると、そのうちの約7割が累犯者だ。これは適切な福祉制度を受けられない環境下では、彼らの認識能力の低さが犯罪を引き起こしたり、逆に被害者として巻き込まれやすい事実を間接的に示している。
続いて、重度の統合失調症の場合は、自他の区分がついておらず(自分の考えたことが、まるで他人が考えたことのように思われるのが統合失調の症状)、これが極めて希に性的な衝動と結びつくと犯罪を引き起こす場合がある。こちらも周囲の状況が内面ほど重要ではない(正確には、周囲の状況と自分の考えた事の区分が曖昧である)。その典型として、精神科医の岩波明氏が統合失調症の患者で露出症の男性のケースを紹介しているが、彼は「性癖は創作物に影響される」と主張する。
これは「創作物が影響を与えるという」という虚妄を理解するために重要なケーススタディだ。統合失調症の患者は自分の考えた事がさも他人から吹き込まれたような実感がするため、「創作物に影響された」と本気で信じてしまう事が多いのだ。しかも、それを自明のものとしていると、他人も創作物に影響されて(性を含む)行動を決定していると信じて疑わない。
例示した男性の場合、本当は黒髪の大人しい美少女が好きなのだが、彼女たちはイケメンばかり出てくる少女マンガを読んでおり、これらの作品に「影響」されているので、ブサメンである自分は彼女達にとって恋愛の対象にならない、という旨の主張をしている。これが、いわゆる規制推進派の理論とほぼ同じであることに留意すべきだ。
つまり、人口の中には一定の割合で「創作物に影響された」と信じて疑わない人間が存在する。前述の岩波氏は、人口の約1割がこのような思考体系の持ち主(スキゾフレニックパーソナリティ=統合失調症的人格)で、更にこの中の約1割が統合失調症を発するのではないかと仮説を立てているが、%はさておきこの仮説は正しいものと思われる。
問題はここからで、このような主張をし易い思考体系の人間は、何も規制推進派に集中しているわけではなく、規制反対派内部にも相当数存在するという点にある。というよりも、正確にはマンガ・アニメ好きの中にはスキゾフレニックパーソナリティが占める率は、一般よりも高い。
スキゾフレニックパーソナリティのオタクがどのような世界観に支配されているかを知りたければ、いわゆる『セカイ系』と呼ばれる作品群に目を通せばよい。セカイ系は個人の意識が「世界の危機」とダイレクトに繋がっている点に特徴があるが、これは被害妄想が強い統合失調症特有の認識だ。また、こうした創作物は『セカイ系』以前からSF作品でかなり頻繁に見られた傾向で、日本における代表的な作家として平井和正が挙げられる。
そして、ここも重要だが、こうした認識のあり方は、社会学の一派にも幾つか存在する。たとえば、ラディカルフェミニズムのスローガンである「個人的なことは政治的である」はこの典型だ。これは、性差別が私的な経験ではなく、実は社会的広がりを持つ政治問題だったという主張に裏付けられた標語なのだが、この考え方と『セカイ系』は思考の飛躍の仕方がほぼ同じである。
また、フランスのマルキストであるルイ・アルチュセールが主張した『内在化(もしくは内面化)』理論も類型の思想だろう。こちらは「イデオロギー的国家機構」によって、人々の内面に資本主義が植え付けられるという主旨の主張だが、これも統合失調症の症状を遺憾なく示している。
これら3つの世界認識に共通しているのは、これも繰り返しになってしまうが、世界と個人が直結している、すなわち自分と他人の境界が極めて曖昧だという点にある。だから、世界に何らかの変化があると、それを個人がダイレクトに被ってしまい、しかもそれが悪い方向で変化しない(あるいは決定づけられる)という運命論的な特徴も備えている。
そして、彼らの主張はいずれも常識的な人間には理解不可能だ。たとえば、常識的な人間が「感動的な作品」を見て涙を流すことがあっても、これが長期間継続することはない。短ければ数十分、長くとも数時間で通常の精神状態に戻る。感動作品を見て1週間も感動しっぱなしであれば「頭のおかしい人」というレッテルが貼られるのは確定だろう。
つまり、普通の人は外部環境から何らかの影響を受けても、しばらくすると「元の状態」に戻るのだ。これを生理学的に説明すると、何らかの外部からの刺激で自律神経のうちの交感神経が活性化した状態になっても、しばらくすれば不活性な状態に戻る、ということである。
ここでもセックス嫌いの時と同じように、「異常」な状態を識別する基準が「どうして刺激が継続してしまうのか?」である事に留意していただきたい。何度も繰り返すが、普通の人間は特定の刺激を受けても、ずっと交感神経が活性化した状態を維持する状態にはならないのだ。命の危機もないのに、身体が勝手に戦闘状態に突入する事は、ただのエラーでしかなく、エラーが頻発する肉体は既に正常な状態ではないって事である。
(続く)
15件のコメント
[C4256]
- 2011-01-10
- 編集
[C4257] sunさん
個々の行為が異常なんじゃなくて、その行為を止められないのが異常なんですよね。正常・異常の判断問題では、その点ですり替えが起こってます。
ただ、そうした人達を社会から放逐するのは難しく(アメリカ人もナチス時代のドイツもやろうとして失敗した)、また放逐する積極的な理由も無いので、本人が苦しかったり、周囲が「もうダメだ」と思った段階で治療が必要なんじゃないかと思います。
ただ、そうした人達を社会から放逐するのは難しく(アメリカ人もナチス時代のドイツもやろうとして失敗した)、また放逐する積極的な理由も無いので、本人が苦しかったり、周囲が「もうダメだ」と思った段階で治療が必要なんじゃないかと思います。
- 2011-01-11
- 編集
[C4258] 細かい話になりますが
おたクララです。かなり久しぶりの書き込みになります。
非常に興味深く拝見しております。
細かい指摘ですが、元祖セカイ系作家は、平井「和」正ですよね。平井「一」正はモントリオール五輪のメダリストだったような……。
非常に興味深く拝見しております。
細かい指摘ですが、元祖セカイ系作家は、平井「和」正ですよね。平井「一」正はモントリオール五輪のメダリストだったような……。
- 2011-01-13
- 編集
[C4260] はじめまして
はじめまして。こちらの記事を興味深く拝見させていただきました。
こうした話題にあまり知識がない人間ですが、直感的に納得のいくお話だと思います。
素朴な疑問ですが、「普通の」男性が普通の状況でセックスが可能な状態についてはお話の通りだと思うのですが、戦時強姦の場合などは、平時の日常では「普通」の男性でも、強姦や大勢での輪姦に参加してしまうらしいのは何故なんでしょうか?やはり特殊な状況下では「普通」の男性でも一時的に「異常」になってしまうのでしょうか?
こうした話題にあまり知識がない人間ですが、直感的に納得のいくお話だと思います。
素朴な疑問ですが、「普通の」男性が普通の状況でセックスが可能な状態についてはお話の通りだと思うのですが、戦時強姦の場合などは、平時の日常では「普通」の男性でも、強姦や大勢での輪姦に参加してしまうらしいのは何故なんでしょうか?やはり特殊な状況下では「普通」の男性でも一時的に「異常」になってしまうのでしょうか?
- 2011-01-13
- 編集
[C4261] secretaryさん
戦時強姦の状況を全て調べているわけではないので、あくまでも私が知っている限りですが、戦前から犯罪者(性犯罪者も含む)だった人が戦争中に大ブレイクというケースの方が圧倒的に多いですね。
有名なのはナチスドイツ時代のオスカール・ディルレヴァンガー(コイツは小児性愛者で強姦魔)率いた第36SS武装擲弾兵師団、ブロニスラフ・カミンスキーが率いたカミンスキー旅団なんかで、このレベルまで来ると戦闘中にも略奪や強姦をやるので、部隊としてまともに使えなかったという説すらあります。
ぶっちゃけ、戦闘中にレイプなんかやっていたら、後ろから撃たれてオシマイの危険性が高いわけで、頭のネジが4~5本外れてないと無理ですよね。
有名なのはナチスドイツ時代のオスカール・ディルレヴァンガー(コイツは小児性愛者で強姦魔)率いた第36SS武装擲弾兵師団、ブロニスラフ・カミンスキーが率いたカミンスキー旅団なんかで、このレベルまで来ると戦闘中にも略奪や強姦をやるので、部隊としてまともに使えなかったという説すらあります。
ぶっちゃけ、戦闘中にレイプなんかやっていたら、後ろから撃たれてオシマイの危険性が高いわけで、頭のネジが4~5本外れてないと無理ですよね。
- 2011-01-13
- 編集
[C4262]
私見ですが、
戦時下は、特に戦場では、自己の生命が(基本的には)常に危険な状態にあります。
この為、永続する緊張状態に対して、精神的な防御反応として、何らかのタイミングにおいて、一時的に「危険な状況でも交感神経が活性化してしまう」的な精神状態になります。
特に、部隊の仲間が多くいれば、それだけ「撃たれる確率」が下がったように錯誤出来るので、交感神経系が活性してもおかしくありません。
また、性衝動は、とどのつまり「自分の遺伝子を残す」と言う衝動だと思われます。
戦時/戦場においては「いつ死ぬかわからない」状態ですから、
「(該当行為を)やらずに殺される」より、「やって殺される」方が、
「自分の遺伝子」を残せる可能性が幾分ある、」という事で、生命リスクが高い状況下でもそちらを選択してしまう・・・のではないかと。
まぁ、そう誤判断してしまうのも、「常に緊張状態」で居させられる事で・・・と、最初の方の話に繋がります。
戦時下は、特に戦場では、自己の生命が(基本的には)常に危険な状態にあります。
この為、永続する緊張状態に対して、精神的な防御反応として、何らかのタイミングにおいて、一時的に「危険な状況でも交感神経が活性化してしまう」的な精神状態になります。
特に、部隊の仲間が多くいれば、それだけ「撃たれる確率」が下がったように錯誤出来るので、交感神経系が活性してもおかしくありません。
また、性衝動は、とどのつまり「自分の遺伝子を残す」と言う衝動だと思われます。
戦時/戦場においては「いつ死ぬかわからない」状態ですから、
「(該当行為を)やらずに殺される」より、「やって殺される」方が、
「自分の遺伝子」を残せる可能性が幾分ある、」という事で、生命リスクが高い状況下でもそちらを選択してしまう・・・のではないかと。
まぁ、そう誤判断してしまうのも、「常に緊張状態」で居させられる事で・・・と、最初の方の話に繋がります。
- 2011-01-13
- 編集
[C4263] はじめまして
よくわかりません。要約してみましたが、これでおk?
1.ポルノを楽しむ為にはリラックスしていなくてはならない。(緊張してたらちんこたたない)
2当然.性行為も同じ
3.規制派の中には性情報に接すると緊張してしまい、しかも緊張するととても嫌な気持ちになる人がいる。普通の人と違うので対話が成り立たない。ここまで(1)
4.性犯罪を犯しそうなシチュエイションでは、通常の人は緊張するので、ちんこたたないから犯罪を犯せない
5.だから性犯罪を犯す人はそうした状況でもリラックスできる特殊な病気の人
6.人が創作物から「影響」を受けると主張するのは、やはりそういった特殊な病気の人に多い。彼らの実感に基づいているらしい。以上(2)
ですよね、とすると
スキゾフレニック(当然統合失調症の人も)なひとは創作物に触れたとき、緊張がいつまでも持続するヘンな人
一方、性犯罪者は緊張するべき時にリラックスしてしまうヘンな人
とすると、統合失調症の人は性情報やリアル異性に触れたとき緊張して萎え萎え状態がいつまでも持続する→ですからセックスもオナニーもできないし性犯罪も犯せない
となりませんか?どこか読み落としているのでしょうか
あと、武道の達人は修行によって緊張すべき時にリラックスできる人なので性犯罪可能な人のような希ガス。ぬふぅ
1.ポルノを楽しむ為にはリラックスしていなくてはならない。(緊張してたらちんこたたない)
2当然.性行為も同じ
3.規制派の中には性情報に接すると緊張してしまい、しかも緊張するととても嫌な気持ちになる人がいる。普通の人と違うので対話が成り立たない。ここまで(1)
4.性犯罪を犯しそうなシチュエイションでは、通常の人は緊張するので、ちんこたたないから犯罪を犯せない
5.だから性犯罪を犯す人はそうした状況でもリラックスできる特殊な病気の人
6.人が創作物から「影響」を受けると主張するのは、やはりそういった特殊な病気の人に多い。彼らの実感に基づいているらしい。以上(2)
ですよね、とすると
スキゾフレニック(当然統合失調症の人も)なひとは創作物に触れたとき、緊張がいつまでも持続するヘンな人
一方、性犯罪者は緊張するべき時にリラックスしてしまうヘンな人
とすると、統合失調症の人は性情報やリアル異性に触れたとき緊張して萎え萎え状態がいつまでも持続する→ですからセックスもオナニーもできないし性犯罪も犯せない
となりませんか?どこか読み落としているのでしょうか
あと、武道の達人は修行によって緊張すべき時にリラックスできる人なので性犯罪可能な人のような希ガス。ぬふぅ
- 2011-01-14
- 編集
[C4265] MMRさん
OK!
その理解であっています。つまり、統合失調症の症状が性犯罪と結びつくのは極めて希です。ちゃんと「極めて希」って書いてありますよ。
そして、武道家の話も正解です。スポーツ選手や大勢の聴衆を相手にする仕事の人でも、トップクラスになると同じ生理現象を起こせます。
その理解であっています。つまり、統合失調症の症状が性犯罪と結びつくのは極めて希です。ちゃんと「極めて希」って書いてありますよ。
そして、武道家の話も正解です。スポーツ選手や大勢の聴衆を相手にする仕事の人でも、トップクラスになると同じ生理現象を起こせます。
- 2011-01-14
- 編集
[C4266] 鳥山さま
「もう一捻り」、その通りです。
そこが絞り出せていないのは自覚済み。
ですから、とりあえず出せるだけでも出して、
それを読んだ人が発展させれば良いと言う考えです。
一から捻り出すより楽ですから。
実は、
もう一歩、もうひと味足りない的な内容を出すときには、「私見ですが」という枕を使います。
そこが絞り出せていないのは自覚済み。
ですから、とりあえず出せるだけでも出して、
それを読んだ人が発展させれば良いと言う考えです。
一から捻り出すより楽ですから。
実は、
もう一歩、もうひと味足りない的な内容を出すときには、「私見ですが」という枕を使います。
- 2011-01-14
- 編集
[C4267] 養護学校での性教育の意味
>逆に被害者として巻き込まれやすい事実を間接的に示している。
これは問題ですね。
都の養護学校(知的障害者)で性教育をする理由がまさにこれだったそうです。性犯罪に巻き込まれないための教育は熱心な現場教員の実験、試行錯誤を繰り返して出来たそうです。確認は取れてないので不確かですが。
これは問題ですね。
都の養護学校(知的障害者)で性教育をする理由がまさにこれだったそうです。性犯罪に巻き込まれないための教育は熱心な現場教員の実験、試行錯誤を繰り返して出来たそうです。確認は取れてないので不確かですが。
- 2011-01-20
- 編集
[C4269] たて、たつんだぢょお
やっぱね、思うのよ、カメラとか照明とかいるのにたつってスゴいよなァ、てさ。プロだよねー。
シロウト訪問してイキナリ撮影ってノリのヤツあるけど、やっぱ仕込みなんだろなー。
だって初対面のスタッフいるのにたたんと思うモノ。いくら相手がイイ女でも、スタッフの存在アタマから切り離すのは訓練がいる。女優自身がハンディもって逆ハメ撮りか、固定立ててそれで、ならかろーじてできるかな?
特にそーゆーの読まんので知らないけど、たたなくて撮影とどこおるとかありそーな話だ。
女優も作品によって感じ具合が違うみたいだし、やっぱ女性もリラックスしないと感じにくいんだろーネ。ま、男優側の技術的な問題もあるんだろーけど。
シロウト訪問してイキナリ撮影ってノリのヤツあるけど、やっぱ仕込みなんだろなー。
だって初対面のスタッフいるのにたたんと思うモノ。いくら相手がイイ女でも、スタッフの存在アタマから切り離すのは訓練がいる。女優自身がハンディもって逆ハメ撮りか、固定立ててそれで、ならかろーじてできるかな?
特にそーゆーの読まんので知らないけど、たたなくて撮影とどこおるとかありそーな話だ。
女優も作品によって感じ具合が違うみたいだし、やっぱ女性もリラックスしないと感じにくいんだろーネ。ま、男優側の技術的な問題もあるんだろーけど。
- 2011-01-31
- 編集
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交感神経活性状態が続くのは、自然環境下では非常に危険ですよね。
外敵に対して無防備ですから。
かつては自然淘汰的に、そういった個体は淘汰されていったのでしょうが、
現社会では淘汰のない、もしくは出来ない環境下ですから、
何らかの療法的アプローチが必要なんでしょうね。
尤も、規制派の方々は強制淘汰したいみたいですが。