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04/15のツイートまとめ

toriyamazine

やばい。もう買うしかない。https://t.co/65Dk7iDFWE しかし、映像監修に田中秀幸を起用するとか、作り手が明らかに分かってやっているので、こう乗っかるのが悔しというか……ね! 戸川純にナゴムでしょ、ハイハイで済ませたいんだが……ね!
04-15 17:48

2013/04/14に @toriyamazine のTLから見つかったパクツイ・パクられツイは7件ですた。おいでよ パクツイの森: http://t.co/98iCgRuf2d#パク森 #パクレポ
04-15 10:55

toriyamazineさんの脳内は「遊」80%「人」15%「報」5% ポイント:705pt ランキング:2890位 http://t.co/QLpo2gFXJp #twimaker
04-15 05:13

「ルルイエ以外全部沈没」が読みたい。 #ニャル子W
04-15 03:54

まあ、こんな感じですね。後は枝葉末節なので省略します。
04-15 01:53

(72) もちろん、彼に面白い小説のアイデアなど提供できるはずもない。 同じ強迫観念を持っていないと、それだけで消耗する相手なので、さっさと距離を置いて一緒に仕事をしようとは思わない方が良い。
04-15 01:52

(71) この手の編集者は自分の好きなフェチやシチュエーションを決して口にせず、貴方の好きなフェチなりシチュエーションなりを言わせ、その後で「必要性がない」「読者は望んでいない」と責任転嫁を連発して、前述したパターンの話を無理矢理書かせようとする。
04-15 01:52

(70) 余談だが、このタイプが編集者として登場した時は、作家や作家志望者は警戒値を最大に上げて対応すべきだ。
04-15 01:52

(69) こうした作風の作家ならともかく、そうでなければこの手の批判をした読者は袋叩きにして良い。彼らに娯楽のなんたるかを説いても、好き嫌いでしか判断しないので議論は平行線を辿る。むしろ、嫌いなことを嫌いだと言えるように、言い方を変えさせた方がちゃんとした話し合いになる。
04-15 01:51

(68) 従って、この感想を鵜呑みにすると、ストーリーに起伏が無くなるか、明るく楽しい「だけ」か、辛いことがあっても最後はハッピーエンドで締めくくられる話ばかりを「書かされる」という大変素晴らしい作業に従事させていただけることになる。
04-15 01:51

(67) 「必要性が無い」という批判は、概ね突発的な暴力シーンやネガティブな感情を想起させるシーン(いわゆる鬱展開)が登場した場合につけられる感想で、逆のパターン、すなわち明るく楽しいシーンがあっても「必要性がない」とは滅多に言われない。
04-15 01:50

(66) 娯楽小説にとって最も重要な判断基準は「面白いか詰まらないか」であって、それ以外の要素は好き嫌いの問題に過ぎない。それこそ、必要性がないという基準は必要ではない。
04-15 01:50

(65) 要するに「自分が嫌いなフェチなりシチュエーションなりが作品内に入っている」事に対する不満だが、それをオープンにすると自分も批判されるおそれがあるために「必要性がない」というまるで作品に問題があるかのごとき言い方をしているのだ。
04-15 01:50

(64) ……いずれかを意味しているのが分からない。 恐らく本人は「ストーリー上必然性のあるシーンが欠けている」と言っているつもりなのだろうが、本音は「あるシチュエーションが自分にとって必要とは思えない」だろう。
04-15 01:50

(63) まず「必要性がない」という批判は「あるシチュエーションが読者にとって必要とは思えない」のか「ストーリー上必然性のあるシーンが欠けている」のか「SFやファンタジー小説のように異世界もので設定上のリアリティを担保するために要求される設定が欠けているのか」の……
04-15 01:49

(62)(6)必要性がない。 私が知る限り、娯楽小説に対する最悪の評価であり、この感想をつけた読者は本質的に娯楽小説を享受できる価値観の持ち主ではない。
04-15 01:49

(61)……無視するかの選択をしなければならない。複数のジャンルに跨った、いわゆるクロスオーバー的な作品は、このような感想をつけられる可能性が高いが回避は難しい。
04-15 01:48

(60) このような感想は、必ずしも悪意があるとは言い切れない。小説の売り文句と内容が乖離している可能性があるからだ。「内容が中途半端だ」という感想を自作につけられた場合、作家や編集者は読者の声に素直に耳を傾けて、次作からフェチやシチュエーションの比率をコントロールするか……
04-15 01:48

(59)……その内容が恋愛シーンばかりで戦争描写がほとんど無かったりすると「この小説は内容が中途半端だ」という感想が出てくる。「下らない」が知らない知識に対するパニックを意味しているのに対して「中途半端だ」は知っている情報の不足を嘆いている点が異なる。
04-15 01:48

(58)(5)内容が中途半端。 これは「下らない」の変形で作品内に自分が期待したフェチやシチュエーションが予想よりも入っていないことに対する落胆を意味している感想だ。たとえば、「恋と戦争を扱った一大ロマン作品」と銘打った小説を読者が買って読んだとして……
04-15 01:48

(57) 「下らない」をネガティブな意味で使用する読者は、そもそも娯楽を愉しめる価値観の持ち主ではないので、黙ってスルーするか自作を二度と買わないように罵倒して追い出すかのどちらかを選べばよい。いずれにせよ、論争を長引かせるのは不毛で意味がない。
04-15 01:48

(56) 何故なら、パロディは元ネタが分からないと面白がれないという特性があるため、知らない読者は無視する元ネタを調べるか、分からないことにパニックを起こすかの選択肢しかないからだ。
04-15 01:47

(55) 彼らは自分の知らない知識や価値観にぶつかると「こんなものは下らない!」とか「この作品には中身がない!」などとこき下ろしにかかる。特にパロディを多用している作品に、このような誹謗中傷が向けられる確率が高い。
04-15 01:47

(54)(4)下らない。中身がない。 読者の何割かは、自分が知らない知識が小説で開陳されるとパニックに陥る。彼らは自分が持っている知識の範囲内でストーリーが展開することを望んでおり、本質的には娯楽を愉しめるタイプではないが、商業小説の場合は購買層に含まれるためトラブルになる。
04-15 01:47

(53) そもそも登場人物がリアルじゃないからだ。 こうした批判を気に病む作家の中には「リアルに描いてはいないが、その事によってむしろリアリティが引き立つ」という逆説的な詭弁を用いる者もいるが、これもたいていの場合は簡単に論破されるので止めるべきだ。
04-15 01:46

(52) 前述したとおり、娯楽作家を目指すのであれば「リアリティを重視している」という自作に対する主張は控えるべきだ。大抵の「本物らしさ」論争は不毛である。これがライトノベルのような、目が人類よりも遥かに大きなキャラクターのイラストを用いる作品群であれば、この不毛さは際だつ。
04-15 01:45

(51) 作家が自分の作品を「本当にあったこと」のように書く事は大切だ。ただ、それが他人である編集者や読者に伝わると思ってはいけない。読者の中には、貴方よりも特定の分野で質量共に優れた知識を有している人物がおり、彼らにかかれば小説内のリアリティなど簡単にひっくり返される。
04-15 01:45

(50)……すかさずマニアが現れて、鵜の目鷹の目で貴方の作品を検分し、そして間違いなく存在するはずの「リアルじゃない部分」に突っ込みを入れてくる。この検分に耐えられる作品はほぼ存在しないので、貴方が負ける確率は100%だと思っていて間違いない。
04-15 01:45

(49) 特に娯楽小説の場合、面白さを優先してストーリーの構築を行うため、どうしてもリアリティのプライオリティ(優先順位)が下がる。にもかかわらず、自作の売り文句を「僕の小説は銃撃戦のリアリティにこだわりました」などと主張してしまうと……
04-15 01:44

(48) また、勉強熱心な作家や作家志望者は、常に自己のリアリティを拡充すべく、様々な情報に接したり、実体験をしに行ったり、専門書を買い集めたりして怠りがない。こうした努力は美徳ではあるが、あまりにもそれを鼻にかけると攻撃の対象になりかねない。
04-15 01:44

(47) たとえば、貴方が列車が好きで車両の特徴や時刻表の作り方まで知っているとすれば、貴方の書く列車が登場するシーンは、列車についての知識のない作家が書いたものよりも、格段にリアリティが増しているはずだ。
04-15 01:44

(46)(3)リアリティがない。 リアリティ(本物らしさ)は強迫観念の中でも可変性が高く、知識や経験の蓄積によって変化する。
04-15 01:44

まあ、この辺で。前部合わせると、この2倍あるんで、そろそろ限界デスよ。
04-15 01:22

(45) 成人以降の年齢でセックス嫌いは社会的に欠陥のある人物と見なされるので、公的な論争の場において批判者は圧倒的な不利に立たされる。この段階で論戦はほぼ勝ったも同然で、相手が認めようが認めまいが、同じ発言の繰り返しで追い詰めてしまえば良い。
04-15 01:21

(44) 逆に二〇代から三〇代の男性をターゲットにしている場合は、素早く反撃に入る。批判している相手はほぼ100%の確率でセックス嫌いなので、「貴方がセックスが嫌いなんじゃないんですか?」と反論して、批判者の性的強迫観念に論点を移行させてしまう。
04-15 01:21

(43) もしも、貴方が考えている読者層が全年齢向けか一八才未満の女性であれば、前述した批判に耳を傾けた方が良い。性嫌悪の傾向は三〇代までは年齢と反比例する傾向が顕著で、一八才未満の女性読者の5割以上は性行為を嫌悪しているか関心がない。そこにわざわざ嫌われる要素を入れない。
04-15 01:21

(42) 日本におけるセックス嫌いは人口の約1%を占めており、あからさまにポルノ的な作品には手を出さないが、誤って中間小説的な内容の作品に目を通してしまうことがあり、上記の批判に繋がるケースが多い。
04-15 01:20

(41)2.ポルノ的な内容で読者に媚びを売っている。 性行為そのものや性的なシーンを想起させる描写がある作品に向けられる批判で、主にセックスが嫌いな男女から発せられる。
04-15 01:20

(40) リアリティに関しては別項で詳細に説明するが、原則として娯楽作家は「リアリティにこだわっている」と主張しない方が良い。 貴方が「リアリティを重視する」と公言していて前述の批判を受けた場合は、批判に甘んじる以外の選択肢は無い。揚げ足をとられるような発言をしている方が悪い
04-15 01:20

(39) この批判に嵌るのは、常日頃から「作品のリアリティ」を重視すると公言している作家や作家志望者で、最初から「僕はフィクション(あるいはファンタジー)を書いている」と公言している作家は罠にかからない。
04-15 01:19

(38)1.リアリティがない。 登場するキャラクターが対象読者にとって都合が良く、性格や価値観がリアリティ(本物らしさ)を著しく欠いているという内容で、主に男性嫌悪者(ミサンドリー)が男性向けの作品を批判する、または女性嫌悪者(ミソジニー)が女性向けの作品を批判する際に使う。
04-15 01:19

(37) すると、批判者はここに目をつけて作品を引きずり下ろしにかかる。こうした批判は大きく2つのパターンに分けることができる。
04-15 01:19

(36)……逆にヘテロセクシャルの女性が女性向けに書く小説のヒーローは、概ね女性にとって都合の良いプロフィールや外見や性格を有しているものだ。
04-15 01:18

(35) 性的な嗜好は分かり易い分だけ批判のターゲットにされる事が多い。ヘテロセクシャルの男性作家が男性向けに書く小説のヒロインは、概ね男性にとって都合の良いプロフィールや外見や性格を有しているし……
04-15 01:18

(34)(2)性的フェチ 性的なフェチもテーマやモチーフのように繰り返される傾向があり、別のフェチを上手く入れようとすると苦労する羽目になる。たとえば、ヘテロセクシャルの男性作家が描くヒロイン像は概ね処女作から一貫しており、しかも何作書いても大きな変化は無いのが通例である。
04-15 01:18

(33) つまり、作品を創るたびに反復されているモチーフを変えるべきではない。 作家のモチーフやテーマは、性的なフェチと関係性が薄い限り批判の対象となることはほぼ無い。ある場合は批判の対象となるので次の(2)を読んで対応策を予め練っておく。
04-15 01:18

(32) 老練な作家やコミュニケーション能力が高い作家であれば、こうした逆境を活かして新境地を開拓できる場合もあるが、ほとんどの作家にそのような能力は備わっていない。坂道を転がり落ちるように失敗するので、危険な賭に出ることはお勧めしない。
04-15 01:17

(31) 逆に編集者や読者がこれらの強迫観念を指摘してきた場合で、かつそれが事実だったなら(事実かどうかは自作を読み直せば判明する)、素直に認めた方が良い。ここで恥ずかしがって否定したりすると、別のモチーフの作品を書かねばならなくなるので、きつい状況に追い込まれる。
04-15 01:17

(30) 処女作を執筆している途中や、書き終わったばかりであれば例外だが、作品を3つ以上仕上げた作家は、これらを読み直し、自分が強迫的に反復しているテーマやモチーフを把握すべきだ。これらの強迫観念は、執筆者にとって最も頼るべき武器であり、編集者や読者に否定されても放棄しない。
04-15 01:16

(29)(1)テーマやモチーフ いくつもの作品を執筆している作家は、ほとんどの場合同じテーマやモチーフを繰り返し作品内に登場させる。これは意図している場合でも意図しない場合でも同様である。何故なら、それらが小説を執筆する際の動機=強迫観念だからだ。
04-15 01:15

(28) 次の注意点だが、自己の強迫観念を幾つかの要素に分けて客観的に把握するように努める。小説の場合は、以下の要素に分けることを推奨する。
04-15 01:15

……と、ここまで書いた段階で27ツイートですよ、奥さん。これ以上の長モノを読む気力なんて出ないよね?
04-15 01:09

(27) 読者から承認されたいという欲求が先行して、自分が読者と同じか優れていると主張する作家は、作家を読者の代弁者・ロボット・自動書記マシーンぐらいにしか思っていない読者を呼び寄せる。デビュー前の作家志望者は、くれぐれもこのようなミスをしないように注意すべきである。
04-15 01:08

(26) ……「自分は読者を馬鹿にしていない。だから悪くない」と思い込んでおり、何が駄目なのかと反省する気すらない場合が多いからだ。
04-15 01:08

(25) ……批判した連中から更なる失笑を買うようになる。 しかし、それでもまだ彼らは「自分は読者と同じ目線に立っている」と思っている作家よりもマシである。「自分は読者と同じ目線に立っている」と思っている作家は……
04-15 01:07

(24) 敢えて作家が読者よりも優れている点を上げるとすれば、かつて熱心な読者であり、また小説を書く際に資料の収集に怠りがない点ぐらいである。その結果として出来上がるのは、ウンチクだらけの小説だったり、高尚と言われている海外の思想を丸写しにした小説で……
04-15 01:07

(23) 作家は自縄自縛の状態に陥り、自己の作品が高尚である、すなわち自分が頭の良い奴であることを、作品によって証明しようと躍起になる。ところが、自分がどうやって読者から批判されるかを、事前にシミュレーションすらできない人間の頭が良いはずもない。
04-15 01:06

(22) こうやって追い詰められた作家は、思わず「自分の書いている小説の内容は高尚で、馬鹿な読者には分からない」と口走ってしまうことが多いが、これで詰んだも同然だ。
04-15 01:06

(21) また、自分が読者よりも賢く、立場が上だという認識の作家も同じ罠に引っかかる。こちらの方は「どうして俺達よりも頭が良いと主張している作家が、俺達の思っていることを執筆できないのだ?」というツッコミから批判の火ぶたが切って落とされるケースが多い。
04-15 01:06

(20) 待っているのは「お前は読者と同じ目線で考えていると言っているが、実際には分かって無いじゃないか」という批判の嵐である。自分から「同じだ」というスタンスを採ってしまった手前、批判を回避するのは不可能だ。
04-15 01:05

(19) この手の狂った読者にとって、彼らが妄想していることを代弁しない、あるいは妄想しているシチュエーションを再現しない作家は「分かっていない奴」ということになる。そこに作家自身が「僕は読者と同じ目線で小説を書いているんですよ」と主張したらどうなるかは考えるまでもない。
04-15 01:05

(18) と言っても、この手のミスをする作家や作家志望者は何を言っているのか分からないだろうから具体的に説明しよう。要するに、作家が読者と同じだと思っているケースがあるように、読者の方が作家を自分と同じだと思っているケースがあるのだ。
04-15 01:05

(17) にもかかわらず、作家が読者を「自分と同じ」あるいは「自分と同じだが劣っている」と思うのは増上慢も甚だしく、袋叩きの目に遭うのは当然としか言いようがない。「自分ならこうすれば喜ぶ」と考えるのは小説の構想時だけで十分であり、執筆が始まったらさっさと冷静さを取り戻すべきだ。
04-15 01:05

(16) まず、最初にすべきなのは「読者を自分と同じ強迫観念の持ち主」と見なさない事である。読者は読者で一個の人格であり、それぞれが異なる人生を送っており、またそれに伴い異なる価値観を有している。
04-15 01:04

(15) 大切なのは、執筆中に武器として利用していた強迫観念を執筆後には客観視して、どのような批判が起きるかを事前に予測しておくことだ。批判や誹謗中傷は避けられないが、来る方向が分かっていればパニックになることはない。
04-15 01:04

(14) 前述したように、批判されない作品を創ろうという努力は徒労に終わる。ネット上で自作がぼろくそにこき下ろされたのを目にして発狂し、「こいつらに何が分かる! 俺は頭が良いんだぞ! どうして俺を認めないんだ!」と喚いても現実は何も変わらない。
04-15 01:03

(13) まず結論から述べると、作家は自己の強迫観念を殺してはいけない。それは作家が創り出す創作物の死と同義である。ただし、同時に作家は作品として不特定多数の人間の目にさらされた強迫観念の成果物、すなわち小説が批判された時の対応も考えておかねばならない。
04-15 01:02

(12)……どれも上手くいかない。 前者の場合は、逆に作品の欠陥を複数の読者から指摘され、ネットで発言をしている場合はその矛盾点や事実とは異なる妄想的な発言まで引っ張り出されて叩かれる。
04-15 01:01

(11) 作家の強迫観念が編集者や読者の強迫観念と衝突すると、作品はこき下ろされ、作家自身の人格にまで批判が向けられる。こうした罵倒の嵐に怯え、パニックになった作家は、居丈高になって読者を見下してみたり、逆に読者や編集者の望む作品を書こうとして必死の努力を開始したりするが……
04-15 01:01

(10) 編集者や読者が作家と同じ方向性の強迫観念を抱いているのであれば、幸せな関係が築けるが、実際には不特定多数の購買層に送り届けられる商業作品で、このような幸福な状況は望むべくも無い。
04-15 01:00

(9) 思い込みが強いと言うことは、容易に考え方を変えられない偏狭な性格、強い妄想癖と同義だからだ。それらは社会生活を送るには問題のあるパーソナリティとして認識されているし、それは作家として暮らしていくときにも変わらない。
04-15 01:00

(8) 以上の理由から、思い込みの能力は小説執筆中には概ねメリットとして作用する。ところが、作品を仕上げて編集者なり読者なりに渡った瞬間から、それらの能力はことごとくデメリットとして作用する。
04-15 01:00

(7) 特に作家が若年者だったり、引き籠もりがちだったりするケースでは、自己の経験を作品に反映させることが困難になるため、強迫観念への依存が相対的に高くなる傾向がある。
04-15 01:00

(6) ラストシーンだけに絞ったとしても、ハッピーエンドにする、バッドエンドにする、宙ぶらりんの状態で終わらせる(読者の判断に委ねる)など、いくつも処理の仕方がある。そこで悩んでいたら、いつまで経っても作品が仕上がらない。
04-15 00:59

(5) それほど強い強迫観念がないと、小説を書いている途中でストーリー展開を「どうするか?」で蹴躓く。ゲーム的な言い方をするのであれば、分岐が幾つも思いつけるからだ。
04-15 00:59

(4) 作品への没入が激しい作家の中には、自分が書いたキャラクターが「勝手に動き出す」という錯覚すら抱く場合がある。統合失調を始めとする精神病患者が作家に占める比率が高いのは偶然ではない。病的なほど思い込みが強ければ、それだけ作品を仕上げる能力が高くなるからだ。
04-15 00:59

(3) そこで、作家にとって重要になるのが強迫観念である。強迫観念とは要するに思い込みのことだが、作品に強迫観念を投影すればするほど、作者にとってそれは「本当に起きた出来事」のように思えてくる。
04-15 00:59

(2) 小説は創作物、すなわち嘘だ。作家は歴史的事実を背景として利用したり、実在する兵器や車両、人物や動植物、地理、政策や思想を作品内に登場させるかも知れないが、それでも作品が嘘で構成されているという事実にはいささかの変化もない。
04-15 00:59

そろそろツイッター上でこの手のお話をするのは量的な理由から限界やね。(1)【娯楽小説論・試論】(作家の強迫観念と、編集者や読者への対応)
04-15 00:58

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プロフィール

toriyamazine

Author:toriyamazine
東京都出身。
高校在学中にライターとしてデビュー。
以降は編集者・ライター・ゲームディレクター・実写アダルトDVDの監督、そして作家を兼任。
仕事はSMポルノ関係全般で、小説、ゲーム、実写etc、アニメーションを除くすべてのポルノ作品を平行して制作。年間発表数は約6作品前後がコンスタント。
一般作に関しては、別名義、もしくはアンカーマンとしてのみ参加中。

追記・最近になってメールで連絡が取れないという非難が多く聞かれるようになったので、仕事用のアドレスを公開しておきます。
jjnewzine★gmail.com
です。★マークを@に変えて使ってね。

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