王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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大消耗。
- ジャンル : 政治・経済
- スレッドテーマ : それでいいのか日本国民
今日はゲームに使用する背景写真の処理方法を検討してから、ゲームのレビューを1本完成。その後で、今年度秋期から冬季の出版計画を打ち合わせ。かなり突っ込んだ話し合いになったので大消耗。
帰宅後は、結構楽しみに巡回している『深夜のシマネコ』というブログで、香山リカが批判されているという記事を読んで大爆笑。『新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~』の記事で、香山の著書である『なぜ日本人は劣化したか』(講談社現代新書)の問題点が指摘されていたのだが、これがいちいち的を射ていて面白かった。
私は香山リカという人物を医師免許が取れた精神病患者と認識しており、今までは何を書いていても「精神病患者のタワゴト」程度にしか思っていたかったので、全然興味が沸かなかったのだが、加齢と共にいよいよ病気が重くなってきたのであれば話は別である。統合失調症の症状が重くなるのは30代から40代にかけてが多く、この病気にかかった私の養父も同時期に壁に頭をぶつけながら「社会が悪い!」と叫んでいたからよく知っているのだけれども、もう人生が取り返しのつかない時期にさしかかった病人の妄言というのは、極度のワンパターンと著しく低下した現実認識能力のもたらす空回りっぷりが死ぬほど面白いのだ。
年齢的にやり直しがきかなくなってしまったという焦りと、にもかかわらず未だにどういうワケか社会と自分がかみ合わないという疎外感(もちろん、本当の理由は自身の頭の病気である)、そして他罰的な性格のブレンドというのは、遠くから見ている分には風車に突撃するドンキホーテ的な味わい深さがある。
後藤氏の文章を読むと、香山の新作を読みたくなるのだが、一冊も当たりのない作家に金を払うのには勇気が要る。悩ましいところだなぁ。
帰宅後は、結構楽しみに巡回している『深夜のシマネコ』というブログで、香山リカが批判されているという記事を読んで大爆笑。『新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~』の記事で、香山の著書である『なぜ日本人は劣化したか』(講談社現代新書)の問題点が指摘されていたのだが、これがいちいち的を射ていて面白かった。
私は香山リカという人物を医師免許が取れた精神病患者と認識しており、今までは何を書いていても「精神病患者のタワゴト」程度にしか思っていたかったので、全然興味が沸かなかったのだが、加齢と共にいよいよ病気が重くなってきたのであれば話は別である。統合失調症の症状が重くなるのは30代から40代にかけてが多く、この病気にかかった私の養父も同時期に壁に頭をぶつけながら「社会が悪い!」と叫んでいたからよく知っているのだけれども、もう人生が取り返しのつかない時期にさしかかった病人の妄言というのは、極度のワンパターンと著しく低下した現実認識能力のもたらす空回りっぷりが死ぬほど面白いのだ。
年齢的にやり直しがきかなくなってしまったという焦りと、にもかかわらず未だにどういうワケか社会と自分がかみ合わないという疎外感(もちろん、本当の理由は自身の頭の病気である)、そして他罰的な性格のブレンドというのは、遠くから見ている分には風車に突撃するドンキホーテ的な味わい深さがある。
後藤氏の文章を読むと、香山の新作を読みたくなるのだが、一冊も当たりのない作家に金を払うのには勇気が要る。悩ましいところだなぁ。
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