王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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06/19のツイートまとめ
- toriyamazine
この辺の説明が通じるかどうか分からないのだが、文章でスピード感を出そうした下手くそが、主語省略と体言止めを多用するようなのが「似非スピード感」(単に文章の長さが縮んだだけ)なんだけど、映像だとどんな説明をするんだろう?
06-19 05:02……実は、この点だけは小林の評価は信じていなかったりする。これは小林に限らず、自照的というか内省的な作家に共通した特徴だが、間合いの良さとかテンポの良さ、センスの良さと、スピード感を混同してるんじゃないかと疑いたくなるような発言が目につく場合が多い。
06-19 04:58……小林が絶賛しているほどスピード感がなかったのでかなりがっかりした記憶がある。ただ、私は映像作品に興味がないので、同時代の作家と比較すると中平の作品が「速かった」可能性は否定できない。また、スピードを強調する割に小林の作品自体が「遅い」というのもあって……
06-19 04:52中平の名前を初めて目にしたのは、恐らく小林信彦の『世界の喜劇人』だったと思う。小林が絶賛していたので「凄い人なんだろうな」と漠然と思ったが、後になって映画の賞とそれほど縁のない人だったと知って「なるほど」と得心した。ただ、後になって自分で中平の映画を見て……
06-19 04:40昨日のヌーヴェルヴァーグ話から中平康に興味がうつり、生前の活動を調べているうちに陰鬱な気持ちになって挫折。私は映像表現にほとんど興味がないのだが、中平は真逆で基本的に「映像」にしか興味がなかったらしい。また、日活解雇の経緯が撮影中の飲酒と、鬱病を疑わせるのも苦手だ。
06-19 04:32この辺の説明が通じるかどうか分からないのだが、文章でスピード感を出そうした下手くそが、主語省略と体言止めを多用するようなのが「似非スピード感」(単に文章の長さが縮んだだけ)なんだけど、映像だとどんな説明をするんだろう?
06-19 05:02……実は、この点だけは小林の評価は信じていなかったりする。これは小林に限らず、自照的というか内省的な作家に共通した特徴だが、間合いの良さとかテンポの良さ、センスの良さと、スピード感を混同してるんじゃないかと疑いたくなるような発言が目につく場合が多い。
06-19 04:58……小林が絶賛しているほどスピード感がなかったのでかなりがっかりした記憶がある。ただ、私は映像作品に興味がないので、同時代の作家と比較すると中平の作品が「速かった」可能性は否定できない。また、スピードを強調する割に小林の作品自体が「遅い」というのもあって……
06-19 04:52中平の名前を初めて目にしたのは、恐らく小林信彦の『世界の喜劇人』だったと思う。小林が絶賛していたので「凄い人なんだろうな」と漠然と思ったが、後になって映画の賞とそれほど縁のない人だったと知って「なるほど」と得心した。ただ、後になって自分で中平の映画を見て……
06-19 04:40昨日のヌーヴェルヴァーグ話から中平康に興味がうつり、生前の活動を調べているうちに陰鬱な気持ちになって挫折。私は映像表現にほとんど興味がないのだが、中平は真逆で基本的に「映像」にしか興味がなかったらしい。また、日活解雇の経緯が撮影中の飲酒と、鬱病を疑わせるのも苦手だ。
06-19 04:32
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