王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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脳の調子はメラトニンを突っ込んで睡眠時間を調整することで、どうにか回復させる。本日は撮影の準備と新雑誌の構想に時間を使う。先週末に、かつて撮影を手伝っていただいた方の弟さんが鬱病が原因で餓死し、アパートの一室から腐乱死体となって発見されてから、編集部の空気が重い。まあ、晩秋から初冬にかけては日照時間が短くなるために冬季性鬱病が発症したりで、鬱病の人は重くなりがちだから仕方ないんだけど、さすがに餓死というのは酷い。
余談になるが、ネットではしばしば「鬱病は甘え病。独り暮らしをすれば治る」と知ったかぶりをするキチガイを見かけるが、重度の鬱病患者が独り暮らしをすると、鬱が悪化して起きあがれない状態になった段階で餓死して死ぬ。あるいは、鬱昏睡から回復せずにそのまま死ぬ。しかし、一番多いのは回復期の自殺である。
これが、統合失調症の患者の場合は、被害妄想が限界まで来ると対他関係に破綻を来してホームレスになるケースが多い。だから、どっちの病気も重病人の独り暮らしは少ない。すぐに消えていなくなっちゃうからね。これを誤解しているキチガイが「甘え病」などと言い出すわけだが、本当に甘えているかどうかは、実際に自分がこの病気にかかれば分かると思うので、是非ともかかって欲しい。
ちなみに、スターリン時代の旧ソ連では、秘密警察による拷問によって、この病気と同じ症状になる容疑者が多発しているので、人工的に統合失調症を作る方法も分かっている。容疑者に無実の罪の告白させるために、取調官がローテーションで何日間も寝かせずに尋問をしながら机の脚で頭を殴り続けるというものだ。
これと同じ状態を「甘え」と思える人と、是非とも知り合いになりたいんだけど、誰かいないかなぁ? 甘えさせる自信があるんだけど。
余談になるが、ネットではしばしば「鬱病は甘え病。独り暮らしをすれば治る」と知ったかぶりをするキチガイを見かけるが、重度の鬱病患者が独り暮らしをすると、鬱が悪化して起きあがれない状態になった段階で餓死して死ぬ。あるいは、鬱昏睡から回復せずにそのまま死ぬ。しかし、一番多いのは回復期の自殺である。
これが、統合失調症の患者の場合は、被害妄想が限界まで来ると対他関係に破綻を来してホームレスになるケースが多い。だから、どっちの病気も重病人の独り暮らしは少ない。すぐに消えていなくなっちゃうからね。これを誤解しているキチガイが「甘え病」などと言い出すわけだが、本当に甘えているかどうかは、実際に自分がこの病気にかかれば分かると思うので、是非ともかかって欲しい。
ちなみに、スターリン時代の旧ソ連では、秘密警察による拷問によって、この病気と同じ症状になる容疑者が多発しているので、人工的に統合失調症を作る方法も分かっている。容疑者に無実の罪の告白させるために、取調官がローテーションで何日間も寝かせずに尋問をしながら机の脚で頭を殴り続けるというものだ。
これと同じ状態を「甘え」と思える人と、是非とも知り合いになりたいんだけど、誰かいないかなぁ? 甘えさせる自信があるんだけど。
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