王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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先日は色んな大人の事情があって某映画の制作協力をする。SMシーンの撮影にリアルな小道具が必要とのことで、調教道具をほぼ一式お貸しすることになった。ここ1年ほど、こうしたケースがちょこちょこあるのだけれども、私自身が映画制作という表現手法にほとんど興味がないので良いも悪いもコメントできず。でも、映画に登場する小道具が、実際に使われているモノっていうのは何か不思議だよね。
ぶっちゃけ、映画という「フィクション」に登場する「リアル」な道具って、認識論的にはどんな位置づけになるんでしょう? などと「現実と幻想」問題に興味のある人に意地悪な謎かけをしたくなってしまう。これも前から不思議だったのだが、「現実と幻想の境目は曖昧だ」と主張する人間は、どういうわけか必ず「幻想が現実を浸食する」話に興味を示し、その逆である「現実が幻想を浸食する」話にはほとんど興味を示さない。つまり、この人達はちゃんと現実と幻想の区別が付いているのである。私には、彼らの論理的ながさつさが理解できない。両者の区分が本当に曖昧だったり等価だったりするなら、ちゃんと「現実が幻想を浸食する」話にも興味を示して下さいよ。ね?
で、本日は完成した本の発送作業と平行して、実写系作品の制作を続行。そこで、今回の作品に協力して下さった某漫画家氏と話になり、「俺もゲーム制作をやりたいんだけど、シナリオを担当しない?」と誘われる。なんとテーマ(というかシチュエーション)は「純真な妹を凌辱寝取られされた兄が、その様子をビデオで見せられる」というもの。寝取られ以外のすべての要素が、私の好みと正反対というのはどういうワケですか? 挑戦?
ぶっちゃけ、映画という「フィクション」に登場する「リアル」な道具って、認識論的にはどんな位置づけになるんでしょう? などと「現実と幻想」問題に興味のある人に意地悪な謎かけをしたくなってしまう。これも前から不思議だったのだが、「現実と幻想の境目は曖昧だ」と主張する人間は、どういうわけか必ず「幻想が現実を浸食する」話に興味を示し、その逆である「現実が幻想を浸食する」話にはほとんど興味を示さない。つまり、この人達はちゃんと現実と幻想の区別が付いているのである。私には、彼らの論理的ながさつさが理解できない。両者の区分が本当に曖昧だったり等価だったりするなら、ちゃんと「現実が幻想を浸食する」話にも興味を示して下さいよ。ね?
で、本日は完成した本の発送作業と平行して、実写系作品の制作を続行。そこで、今回の作品に協力して下さった某漫画家氏と話になり、「俺もゲーム制作をやりたいんだけど、シナリオを担当しない?」と誘われる。なんとテーマ(というかシチュエーション)は「純真な妹を凌辱寝取られされた兄が、その様子をビデオで見せられる」というもの。寝取られ以外のすべての要素が、私の好みと正反対というのはどういうワケですか? 挑戦?
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