王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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05/20のツイートまとめ
- toriyamazine
(8)というわけで、今の段階では「どうやら、パクリが許される作家と、そうじゃない作家がいるのだが、その分水嶺はよく分からない」という結論に達している。これは小説家にも見受けられるケースで、桐野夏生なんかは常習犯なのだが、読者も版元も許している。一体、どこが違うんでしょ?
05-20 04:11(7)……ということになっているのだが、これも知っての通り、庵野・宮崎共に駄作と断定して良い作品がそこそこあるにもかかわらず、それらの作品が「パクっている」とやり玉に挙げられ、大々的にバッシングされた過去はない。少なくとも、私は知らない。
05-20 04:00
(6)というわけで、最初に立てた仮説が「軍事クラスタに入っていない映像作家が宮崎・庵野のパクリをやると叩かれる」だったのだが、どうも軍事クラスタに所属しないファンの反応もよろしくない。彼らの言い分によると「作品がつまらないから叩かれるのであって、パクリそのものは不問に付す」……
05-20 03:51(5)具体名を出すと誰かに絡まれそうなので、仮に『F』と『H』としておこう。誰が観ても両作品共に、庵野・宮崎の影響がモロわかりである。ところが、両作品共にディープなファンの反応は芳しくない。2つの作品に欠けているのは、庵野・宮崎にはあった軍事クラスタの知識ぐらいだ。
05-20 03:05(4)『未来少年コナン』の監督である宮崎駿と、『ふしぎの海のナディア』の監督である庵野秀明は共にパクリの常習犯で、しかも一部の関係者を除いて大多数のファンがこれを許しているという特異な地位にある。ところが、この2人の作品をパクった映像作家はことごとく失敗というか叩かれる。
05-20 02:58(3)ただし、この時期になると私のオタク歴もそこそこ長くなっていたため、コナンに感じたほどのショックはなく「こういうものなんだなー」と納得(?)した部分があった。で、何が言いたいかというと、お察しの通り「原作改編(レイプ)とパクリは極めてよく似た行為である」というお話だ。
05-20 02:51(2)次に記憶に残っているのが『ふしぎの海のナディア』で、こちらはジュール・ベルヌの『海底二万マイル』が原案だが、やはり似ても似つかぬ代物になっていた上に、宇宙戦艦ヤマトとサブマリン707から思いっきりパクってきていて倒れそうになった。
05-20 02:48(1)知人とアニメの「原作レイプ」について話をしたのだが、私が最初に思い出したのは『未来少年コナン』。アレクサンダー・ケイの原作である『残された人々』とは似ても似つかぬ代物になっており、幼いながらもビックリした事を思い出す。
05-20 02:43
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