王様を欲しがったカエル

　色々書きたいことはあるんですけど、仕事と資料調査が忙しくてどーにもなりません！　というわけで、規制反対派に有益な情報を優先して流します。

　まず、GT掲示板一参加者さんとＣＢＴさんに指摘していただいた、毎日新聞記者の鵜塚健が書いているブログから。ここに掲載されている文章を見る限り、鵜塚という人物は取材はおろか事前調査すらまともにやらず、感情論のみで記事を書いています。ただし、日本の新聞記者は戦前から調査能力皆無なので、この人が更正する可能性というのはほぼ無いと思っていいです。だから、ネット上では規制反対派の人は鵜塚を遠慮無く叩いちゃって下さい。

　で、鵜塚の叩き方に関してですが、まずこのサイトを見て下さい（注意・現行法でも児童ポルノに分類されるおそれのある写真なので、コンプライアンスを重視されるかたは見ないように）。この写真は、

1973年(昭和48年)からスタートした第2部一般公募・発言広告の部は、毎日新聞社の創刊100年記念として企画した日本で最初の公共福祉広告シリーズがきっかけとなっています。
これからは「現代をみつめよう」の共通テーマで、私たちが置かれているさまざまな社会問題について訴える新聞広告です。「生活」「貧困」「環境汚染」「性」などの12のテーマについて、当代一流のアートディレクター、デザイナー、コピーライター、カメラマンが、これまでにないざん新な手法を使って”競作”の形で制作しました。1971年(昭和46年)9月24日を第1回として12月10日までの毎週金曜日に12回連続掲載されました。30年以上も前に提起されたとは思えないテーマと表現力です。

　という趣旨のシリーズの、第６回目として毎日新聞に掲載されたものです。この写真のコピーライトを信じる限り、被写体の女性の年齢は１１才（当時）で、鵜塚の主張に従えば、この写真は『児童ポルノ』に分類されます。

　で、エクパットや日本ユニセフ協会の主張を信じるのであれば、この写真を撮られた女性は心に消えない傷を負って苦しんでいるはずです。その写真を、まず毎日新聞が広告として掲載したことが問題ですし、またその写真を毎日グループの毎日広告社が、未だにネット上で掲載していることはもっと問題です。

　まあ、後は説明不要ですよね？

　まず、この写真の存在を鵜塚に知らせ、毎日広告社に写真の取り下げと謝罪の声明を発表させるように、彼に働きかけてあげて下さい。もしも、鵜塚がそうした申し込みを無視するようでしたら、彼の主張がダブルスタンダードであったことが証明されます。つまり、鵜塚は自分が敵認定した小児性愛者は攻撃するけれども、身内の毎日広告社は庇っているということです。

　次に、鵜塚が「この写真は児童ポルノではない」と主張した場合、何故に日本ユニセフ協会の主張を丸飲みしたのかの釈明を求めて下さい。これに回答がない場合は、やはり鵜塚の主張がダブルスタンダードであったことが証明されます。

　最後に、鵜塚がすべての主張を飲んだ場合、何で事前に毎日新聞に「児童ポルノ」が掲載されていたことを知らなかったのか、その理由を尋ねて下さい。これに回答がなかった場合は、やはり鵜塚の主張がダブルスタンダードであったことが証明されます。

　いずれにせよ、議論がどの方向に転がっても詰みで、鵜塚が事前調査もせずに記事を書いていた＝新聞記者失格なのは明白です。もっとも、繰り返しになりますが、ブログを読む限り記事ねつ造を繰り返していた本田勝一の書籍を購入したり、 We Are The World の歌詞を良いと言っていたりと、この人は根本的に「嘘つき」だと思うので、本人が反省する可能性なんて期待しないようにね。

　ぶっちゃけ、鵜塚本人が認知の歪みを持っている小児性愛者と同等の精神構造なので、あらゆるいいわけを並べ立てて責任回避をするか、だんまりを決め込むと思いますよ。大切なのは、この事実を鵜塚に突きつけるふりをしつつ、毎日新聞の嘘つき体質を周囲に喧伝することです。

最後になりますが、前に書いたメンヘル短歌の一句を再録。

調べずに　真実分かった　気になれる
俺は天才　何故認めない？

　自分で書いておいて言うのも何ですが、鵜塚みたいな人にぴったりの一句ですな。