王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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08/02のツイートまとめ
- toriyamazine
RT @izumino: @toriyamazine 了解しました。ちょっと持論なのに長くなってすみません。いろいろこの問題で照合していただけるとしたら楽しみです
08-02 22:53RT @izumino: @toriyamazine (サブキャラに任せられる)魅力や役割が殊更求められる風潮が気になります。よく見れば「魅力のありすぎるサブキャラに奉仕することが主人公のテーマとなる」場合もあり、それは作品の完成度も高める理想的な構造ですが、主人公中心主義では…
08-02 22:53RT @izumino: @toriyamazine 個人的には「テーマを担うことによる主人公の魅力」と「道中の面白さを担うサブキャラの魅力」を並行して評価することで「主人公が空気(orウザい)」論などにも引っ張られずに済ませられるんですが、こと近頃は最強主人公もので主人公に「…
08-02 22:53RT @izumino: @toriyamazine 実作で考えれば https://t.co/CEifpjDEpS 「閉じる役以外何もしていない」は極端な例で(愛と誠の誠もあの聞き分けのなさが予想外で面白いですし)、「主人公含めたレギュラー全員に魅力を与える」のが現代の殆どの…
08-02 22:32RT @izumino: @toriyamazine そして「主人公が物語を閉じること以外に何もしなくても、脇役が物語を面白くしている」場合、観客は「閉じる主人公と面白くする脇役が合わさった物語」として愉しめばいいのであって、「主人公の何もしなさが脇役の魅力に貢献している」とい…
08-02 22:24RT @izumino: @toriyamazine まずレギュラーキャラなので、脇役でも主人公並に出ずっぱりである。ワトソン役や岩清水もそうですよね。一過性の別の物語が挟まるのではなく、物語を主人公と共有して生きている。1つの物語を共有しているので、彼はやはり「主人公」ではな…
08-02 22:24RT @izumino: @toriyamazine そして問題は「シンギュラー/レギュラー/イレギュラー」の三分類ではなく、「主人公/脇役」の二元論でしか分析できない論評の数多さにあると思っています。レギュラーキャラクターの可能性が、受け手からも論じ手からもそこで閉ざされてし…
08-02 22:06RT @izumino: @toriyamazine しかし「主人公BとヒロインA」の組み合わせは物語の特異点なので、終わらせる(メインテーマを完結させる)ために「じゃあ不要なキャラかというと、必要なキャラ」でもある。この区別が「役割(メインテーマ)上の主人公だけで作品は特徴づ…
08-02 22:06RT @izumino: @toriyamazine ラブコメを例に取ると「主人公BとヒロインAがくっつく」という結末がほぼ予測できる物語で、その予測の外れなさにまったく面白さがなかったとしても、愛と誠の岩清水やうる星のメガネみたいなキャラが周囲で振り回されていると、充分そっち…
08-02 22:05RT @izumino: @toriyamazine ただし作者が背後に隠しているテーマやメッセージを背負わせやすいのはシンギュラー、つまり特異な1点であって、『桃太郎』なら「桃太郎と鬼ヶ島」の因縁に決着をつけて物語を閉じないとしまりが悪い、となりやすい。逆にそれ以外は何もして…
08-02 22:05
RT @izumino: @toriyamazine この内、物語の「面白さ」を担うのはシンギュラーを含むレギュラーです。登場率は高く、観客はどのキャラの視点で楽しんでもいい。『桃太郎』を例に取ると、犬猿雉のどれかが主役級に「面白い」、物語を先導し感情移入や願望充足を背負うキャ…
08-02 22:05RT @izumino: @toriyamazine 抽象的な議論になりますが、登場人物はregular(常連キャラ、脇役含む)、irregular(脇役未満のゲストやエキストラ)、cingular(「いわゆる」主人公、終わらせる役)の三種に分けることが分析的に可能だと考えてい…
08-02 22:05RT @skryta: ただ、何というか、一つの物語と言いつつ、例えば、最初の主人公と最後の主人公の間に、百人の主人公がいたとしたら、流石に、「それって、どうよ?」という気がする。せめて、最初の主人公と最後の主人公ぐらいは、同一人物であって欲しい気がする
08-02 18:52RT @skryta: 一つの物語に複数の話を詰め込むにはどうすればよいのか? これは、物語全体として解決すべき課題を何か提示すればよいな。そうすると、ある主人公が死んで一つの話が終わったとしても、観客が、「まだ課題は解決してないよね?」と先を予測してくれるから、別の主人公を出…
08-02 18:52RT @skryta: そうすると、「複数の主人公がいる物語は、一体、何なのか?」が問題となる。これは、一つの物語に、複数の話が詰まったものと解釈できるか。
08-02 18:52(4)……いっそのこと無職にしちゃった方がいい。ここで「主人公が予測をし易くする係」だというのを忘れていると、思い出したかのように主人公付与された初期設定が使われるという、割と塩っぱい展開になってしまう。もちろん、作品全体が駄目というわけでは無いが、主人公としては駄目だ。
08-02 18:26(3)……話の筋書きのせいで、この要素が十全に機能しないというケース。たとえば、主人公が学生という設定にしておいて、異世界に転生したら、この要素が全く活かされないので、(読者の)予測の役に立たなくなるなど。だから、異世界に転生させるなら、そこでも役に立つ職業にするか……
08-02 18:23(2)……要素を入れてしまうと、「予測させやすくする」という役目を果たせなくなってしまう。ところが、感情移入という観点からすると、これが「平凡」に見えるので、「主人公は平凡な方が良い」という間抜けな話になる。同じようによくあるミスが、予測しやすいポジションなのに……
08-02 18:21(1)↓二〇〇点。主人公とは読者を「予測させやくする係」。だから、学生だったり、医者だったり、サラリーマンだったり、ファンタジーの特定クラス(戦士とか魔法使い)だったりと、予測しやすいありきたりな要素が入っていないとマズい。ポンボガ星でジュルモックの栽培など、予測がしづらい……
08-02 18:18RT @skryta: 物語は、登場人物の予測の有無によって進展したり終了したりする。観客が予測の対象とする当の登場人物が、要するに、主人公だといえる。だから、主人公が死ぬと、一つの話が終わる。
08-02 18:15RT @skryta: 主人公が「どこにでもいるフツーの僕」だと、主人公に関する観客の予測は、裏切られることはない。ただ、巻き込まれ型のストーリー構成にすれば、他キャラが引き起こした予測外の事態に、主人公が巻き込まれることで、面白い作品にすることができるわけやな
08-02 18:15RT @skryta: これが、主人公が「バカ」だと、観客の予測がいい意味で裏切られる。「予測外の出来事が起こることが面白さの本質」だから、つまり、面白い作品になるわけやな。
08-02 18:14RT @skryta: この辺りから、主人公の設定が問題となるわけやな。つまり、「先読みの天才」だとか、「無敵+天才」だとかいう主人公だと、観客が予測した通りに話が進行するせいで、つまらない作品になってしまうんだ。その、つまらなさを甘受して、作品を作るとなると、作品の構成に強い…
08-02 18:14RT @skryta: 例えば、主人公が死ぬと一つの話が終わるんだ。後日談とかといって、物語そのものは続くかも知れないけど、それはまた別の話だと考えた方がいい。つまり、「物語は、登場人物の予測の有無によって進展したり終了したりする」は、基本的には、観客が主人公に関して先を予測す…
08-02 18:14RT @skryta: 何となく思うのは、主人公の話は、純粋娯楽創作理論の原則その5、「物語は予想外の事態が発生することによって進展したり終了したりするのではなく、登場人物の予測の有無によって進展したり終了したりする」と深い関係があるのではないかということ
08-02 18:14RT @skryta: ということで、「そもそも、主人公とは何か?」が問題となるわけやな。
08-02 18:14RT @skryta: 「だったら、群像劇を描けばいいんじゃないの?」となるけど、こっちはこっちで別の技術が必要だから、結局、序盤・中盤・終盤で、主人公が変わるような話を書くわけやな。
08-02 18:14RT @skryta: ただ、短編型の作家が長編を書く際に、複数の主人公を設定したがる理由は、よく分かるのだよな。つまり、彼らは、「キャラクターの複雑化」ができないんだ。だから、つまらなさを回避するために、複数の主人公を使わざるを得ないんだ。
08-02 18:13RT @skryta: 「なぜ、主人公は必要なのだろか?」を敷衍すると、「一つの作品に主人公が沢山いると面白いんじゃね?」となって、「長編小説なのに何故か三部作で、それぞれの主人公が違うなどの、一貫性が無いという意味で頓珍漢な事態が発生しますhttps://t.co/cu3rH…
08-02 18:13RT @suzuki_buffalo: 映画、別に予算や技術の問題ではなく、面白いかつまらないか、ワクワクするかしょうもないか、それだけの問題でしかなくて、結果日本映画が純粋に見劣りしてることが多いってだけの話なんだよな
08-02 18:12RT @ponzz: で、これはぬこ http://t.co/mnPtFpSkGO
08-02 14:05RT @abigail9801: それは、メッセージの「交換」という側面と、メッセージが交換される「時間」という問題を無視しているし、動画の発信があるのを見逃しているので「妥当でない推測だ」と考えざるを得ない(苦笑)。いつでも、「新しい機械は古いやつの焼き直しだ」と言い出す…
08-02 12:53RT @izumino: .@toriyamazine https://t.co/6gX07SBVXrhttps://t.co/bp7m0lHL9rつ「主人公の特徴だけで作品を特徴付けたつもりになれる言葉」の過ちと罠 - ピアノ・ファイアhttp://t.co/Vf…
08-02 12:33新作ムックの執筆。400字詰め原稿用紙で13枚。 『純粋娯楽創作理論 第二章・キャラクター分類指標』 6時間 http://t.co/exsFAwen3d #studyplus
08-02 08:23http://t.co/jpcannYLU7 ラクネラ「やるじゃない、ハニー♡あとはアタシの糸で縛っておけばOKね♪」-ようこそ、世帯主さん!モン娘応援サイト- #モン娘 http://t.co/75fHcMqIav
08-02 08:18RT @the3rdcojicoji: ばあちゃん…それ俺のTシャツや… http://t.co/pdLPM1h1W2
08-02 06:18RT @okumuraosaka: わいせつ:容疑の読売社員、不起訴処分 福岡地検 /福岡2015.08.01 毎日新聞
08-02 06:17RT @kusattemoevill: @toriyamazine 二重フィルター以外の要因を考えるとするなら●1,洋画(というかハリウッド)は企画がコロコロ転がってくので比較的多くの人がシナリオにかかわる 2,決定稿の段階でも複数人がシナリオを書くことも多いのでその分洗礼され…
08-02 06:08(6)こうしてつらつらと考えてみると、前にも思ったことだが「頭の良さで周囲から承認されたい」という人は、根本的に娯楽向きじゃないってことになる。もちろん本人が馬鹿だとある種の娯楽になるが、当の本人の視点からすると、ただの虐めか周囲の無理解にしか思えないだろう。馬鹿なだけなんだが。
08-02 06:04(5)さっき確認したが、たとえば無敵+人望があるなら、『暴力大将』の力道剛https://t.co/lmdWIgxmWOが典型的なキャラクターだけど、面白いか詰まらないかと言ったら、圧倒的に面白い(絵の好みで敬遠する人はいるだろうけど)。頭が悪いからだ。
08-02 05:45RT @oc11atta: 二重チェックがありますからね。1.翻訳本の様に売れないものは太平洋を渡れない。2.ハリウッド式脚本はアベレージが高い(幻想かも)。https://t.co/HESj3gPaiu
08-02 05:35(4)そうやって考えていくと、危険なのは「無敵+天才」の組み合わせで、これが同一キャラクターの場合は、娯楽性を放り投げてひたすら願望充足型の作品にしないと、作品が死ぬ可能性が高い。
08-02 05:33(3)天才と言っても「先読みの天才」は、予想外の出来事を殺してしまう(予想外の事態に驚かない)ので、娯楽との相性がとことん悪い。『ゴルゴ13』のデューク東郷が主人公からスライドしていったのが典型的なパターン。『グラップラー刃牙』の範馬勇次郎もこのケースで、主人公にするのが厳しい。
08-02 05:28(2)前者の場合は革新的な暴力描写で意外性が出ていたし、後者は忍者モノなのに歴史的な考証をうっちゃったという点で革新的な作品だったわけで、面白さを殺すタイプのキャラクターでも、別のところで面白さが保証できていれば娯楽として成立すると思う。ただ、これに天才が加わるとアウトだが。
08-02 05:21(1)悲しい過去+両親他界+何故か最強+何故か人望があるが全部乗せのキャラクターが出てくるからといって、話が詰まらないかというと、そこはトータルの設計次第じゃないかな? 『北斗の拳』は指で突くだけで相手爆発、ナルトは女性キャラの生臭さが少年漫画の枠を飛び出していたのが印象的。
08-02 05:17悲しい過去+両親他界+何故か最強+何故か人望があるが全部乗せのキャラクター……『北斗の拳』のケンシロウ、『NARUTO』のうずまきナルトかなあ? 少年ジャンプ系の主人公に多い印象(あくまで印象。実数調査はしていません)
08-02 05:14RT @unois: キャラ創作主あるあるー!!取り敢えず悲しい過去取り敢えず両親他界取り敢えず最強取り敢えず何故か人望はある
08-02 04:59RT @arvined: 米の日本盗聴、個人宅も対象か 優先度つけ分類:朝日新聞デジタル http://t.co/nMyH4fwIAE ところで、「JPFIN HIDESHIMA HOME」ってどなた…?
08-02 04:57HDDが壊れかけていたのでSSDに換装して貰ったら速度が大幅に向上したのは良いんだけど温度が……やっぱりすのこちゃんを買うしかないのか。
08-02 03:55そもそも、邦画がどうの、洋画がどうのと言えるほど映画を見てないな。ただ、フィルターがない分だけ、邦画でハズレを引く確率は高い。分かった上でゴミシナリオを堪能しているスプラッタを除けば、邦画で「見るんじゃ無かった」と思った経験が洋画で失敗した経験よりも遙かに多い上に強烈。
08-02 03:05RT @kuroda_osafune: まぁ兎に角、邦画への憎しみの声に耳を傾けてると要は日本人そのものが根本的に嫌いなだけなんじゃないのかなぁと思ったりすることが多い、という話。
08-02 02:59RT @kawazup: いやあ…ヨーダは格好いいですね… http://t.co/e2tMqXCdB4
08-02 02:55RT @torachan55: 警官の制服を一堂に展示 東京・警察博物館|日テレNEWS24 http://t.co/wwnNOjk6zh #スマートニュース
08-02 02:53
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