王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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金曜日の深夜、土曜日の夕方と撮影が2連チャン。その直後に、次回作の構想もかねて某イベントに出席。イベント終了後には、さすがに精根尽き果て、十何年かぶりに立ったまま失神するという昔の得意技を披露。駅の階段を下りている途中に眠ってしまい、コンクリートに膝からダイブする。古傷の右膝にダメージが累積。小学5年生の時に、同じ箇所を傷めて、サッカーを諦めざるを得なかった嫌な記憶が蘇る。もっとも、私の場合は某県選抜にも選ばれなかった程度のレベルだったから、嫌と言っても大して嫌ってワケではない。
スポーツの世界にも勉強の世界にもアートの世界にも、持って生まれた才能の持ち主は存在する。その反対に、端から見ていて可哀想なぐらい才能の無い人間も、同じ世界に存在する。たとえば、私が某文庫の大賞の一次選考をやっていた時に、まともに読める文章が書けていたのは、応募者の1%未満に過ぎなかった。マイナーな世界ですらこの有様だから、メジャーな世界であれば、もっと確率は低いだろう。野球少年の何%がプロ野球選手になれるのかってことですね………と書けば、もうお分かりでしょ?
そうなのだ。新しい緊縛の指導書を書くことになって、さっそくストレスが原因でアトピー性皮膚炎が出かかっているのだ。私には、他人様にものを教える才能というのがからっきし無い。おおよそ「教育」と名の付くものとの相性は最悪である。まず、他人にものを教える歓びというのをほとんど感じない。私の対他関係の理想は、「言わなくても分かる」だ。つまり、いちいち口に出して説明をしている段階で、血圧が既に上昇しかかっているのだ。
教師とか指導者という職業には、ある種「お貴族様」的なパーソナリティが必要で、他人を突き放しているというか見下しているような価値観がないと難しい。これに加えて、教わった人間が自分の言ったとおりに行動することに歓びを見いださねばならない。しかし、私はどっちの感情も持ち合わせていない上に、この手の性格の人間に威圧的に迫られるのが死ぬほど嫌いなのだ。仮に私が子供を預かったら、子供と一緒に遊びほうけて決して「教育」にならないであろうことは、容易に察しがつく。
そういう、才能のない人間が指導書なんて書いているのだから、心身に異変が起こらないわけがない。というか、既に異変が起こっていることに我ながら感心する。
凄いね、人体。
スポーツの世界にも勉強の世界にもアートの世界にも、持って生まれた才能の持ち主は存在する。その反対に、端から見ていて可哀想なぐらい才能の無い人間も、同じ世界に存在する。たとえば、私が某文庫の大賞の一次選考をやっていた時に、まともに読める文章が書けていたのは、応募者の1%未満に過ぎなかった。マイナーな世界ですらこの有様だから、メジャーな世界であれば、もっと確率は低いだろう。野球少年の何%がプロ野球選手になれるのかってことですね………と書けば、もうお分かりでしょ?
そうなのだ。新しい緊縛の指導書を書くことになって、さっそくストレスが原因でアトピー性皮膚炎が出かかっているのだ。私には、他人様にものを教える才能というのがからっきし無い。おおよそ「教育」と名の付くものとの相性は最悪である。まず、他人にものを教える歓びというのをほとんど感じない。私の対他関係の理想は、「言わなくても分かる」だ。つまり、いちいち口に出して説明をしている段階で、血圧が既に上昇しかかっているのだ。
教師とか指導者という職業には、ある種「お貴族様」的なパーソナリティが必要で、他人を突き放しているというか見下しているような価値観がないと難しい。これに加えて、教わった人間が自分の言ったとおりに行動することに歓びを見いださねばならない。しかし、私はどっちの感情も持ち合わせていない上に、この手の性格の人間に威圧的に迫られるのが死ぬほど嫌いなのだ。仮に私が子供を預かったら、子供と一緒に遊びほうけて決して「教育」にならないであろうことは、容易に察しがつく。
そういう、才能のない人間が指導書なんて書いているのだから、心身に異変が起こらないわけがない。というか、既に異変が起こっていることに我ながら感心する。
凄いね、人体。
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