王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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2. 話を戻しましょう。このように、リアルとはたいてい惨いモノですし、嫌な現実に直面しそうな場合は、自分の脳内からスポイルするか、ギャグにして笑って誤魔化すか、本当に直面したくない現実よりも相対的にマシであるにもかかわらず「悲惨」な状況をフィクションとして作り出し、それをリアルであると主張するかの、いずれかの方法を採りがちです。そして、「男権主義的な社会が女性を性的に搾取している」という話も、リア...