王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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8. そうした事例の中で私にとって印象的だったのは、小学生の時に高熱を発する病気にかかった結果、脳の生殖を司る部位が萎縮してしまった男児の話で、彼は自分より年下の男子を見るとフェラチオしたがり、また彼の診察を担当する医師に対しても「ねえ、僕とセックスしようよ」と、まるで普通のことのように誘いをかけてきた、というものです。この男子は「男性主義的イデオロギー」が「内在化」した結果として異常行動をとって...