王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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新企画が決定するも、相変わらず休息モード。政治活動の方も、衆院山口2区補選が終了するまで様子見という感じで周囲の同意を得て、ブラブラ遊びつつ撮影をこなすという感じ。その間に、某保守系の論客が被害妄想に陥って「盗聴されている!」と騒いでいるという話を聞いて爆笑。
左右を問わず政治に自分から積極的に関わろうとする連中は精神病患者ばっかりだけど、まあ、これは創作の世界でも一緒だからなー。せいぜい「正しい」世界を教導する目的で巨悪と戦って下さいな。馬鹿馬鹿しい。本当の原因は春になって病態が悪化したことだよ。こんな簡単なことも分からないなんて、一体何のために何十年もかけて色んな知識を頭に詰め込んだんだ? こういう連中を見ていると「無駄」とか「無意味」という言葉しか思い浮かばない。
で、上の話とも関連性があるんだけど、補選が終わるまでの間に、このブログで約束した「頭の壊れ方」に関するケーススタディをささっと書き上げることにする。
人間の脳は正常に活動するために、主に3つの条件を必要とする。1つは栄養、2つめは睡眠、3つめは他の脳とのコミュニケーションだ。
栄養に関しては、ここではそれほど説明するつもりはないが、脳がタンパク質で構成されている以上、食事と脳には密接な関連性がある。また、当然のことながら脳の異常というのは化学的には脳を構成するタンパク質の異常を意味している。
つい最近になるが、2007年の9月に三菱化学生命科学研究所が発表したプレスリリースによると、脳内の神経伝達を抑制するタンパク質が正常に作動しないと、神経伝達物質の過剰放出や脳内の情報伝達異常が起こり、それが結果として精神疾患を誘発しているのではないかという指摘がなされている。原因はどうであれ、神経伝達物質の過剰放出が脳の異常を引き起こすのは事実だ。
2つめの睡眠だが、これもそれほど説明を必要とはしないだろう。高度な機能を備えた脳には休息=睡眠をとる必要性があり、長時間にわたって睡眠がとれないとダメージが蓄積されて機能に異常が生じ、最終的には脳細胞そのものが破壊される。不眠や過眠は脳の正常な活動を妨げる、もっともありがちな障害だ。
そして、本稿で重視するのは3つめの要素である「他の脳とのコミュニケーション」である。要するに、他人との接触や会話のことだ。何度も何度もこのブログでは繰り返しているが、人間は群れで生活することを本能にしている動物で、希少な例外を除いて孤独には耐えられない。
それでは、人間は孤独にどれぐらい弱いのかというと、アメリカ軍が朝鮮戦争後に洗脳対策のために、脳から情報を遮断するという実験(感覚遮断実験)をやっていて、ある程度のデータも出ているんだけど、この数値は驚く事なかれ約30分。つまり、脳が正常な状態の人間であっても、情報を遮断された状態で30分経過するだけで異常を来し、幻覚が見えたり幻聴が聞こえてくるようになる。
もちろん、この実験は視覚、聴覚などの諸感覚を遮断した上に、被験者をプールに浮かべて重力すらあやふやにしてしまうという特殊な環境を作り出して行っているもので、日常生活とはかけ離れている……と言いたいところだけれども、ある条件を満たしている人間には、かなり類似の状況が発生しうるんだな、これが。
それは不眠と個室。もう、察しのいい人には説明不要だろうけど、不眠症の中でも入眠障害にかかっている人は、いわゆる寝付きが悪くて眠りに落ちるまでかなりの時間がかかる。当然のことながら、入眠しようと思っている人間の大多数は、明かりを消した静寂の中で布団やベッドに寝ているので、実質的に感覚を遮断する環境を自分から作り出してしまっている。寝場所が個室になっていて、他者との接触が期待できなければ、この傾向はより強くなる。
この状態で30分以上経過すると、正常な人間でも幻覚や幻聴などの妄想に襲われる。ましてや、不眠が続いて疲労が蓄積されている脳に、この状態を克服する力など無い。このため、入眠障害に関するアドバイスには、だいたい30分以上眠れなかったら、いったん身体を起こして寝るのを中止しろと書かれているはずだ。が、入眠障害にかかっている人間の大半は、この危険性を知らない、もしくは注意を守らない。下手をすると、何時間でも暗闇の中でじっと黙ったまま天井を見つめていたり、俯せになったり何度も寝返りをうって眠気がくるのを待つ。結果として、脳には信じられないほどの負荷がかかる。
ここでとどめに出てくるのが、4月16日の備忘録で書いた「記憶のブロック機能」の低下である。人間は何かをする時に、成功を期して行動しようとするので、失敗した過去や嫌な過去の記憶をブロックする機能が脳に備わっている。これが緩んでいると、何かをしようとする度に「嫌な思い出」まで蘇ってきてしまい、行動を実行に移せなくなるか、とても成功が見込めない行動に手を染めることになる。
こうして、不眠による疲労の蓄積、感覚遮断による妄想の発生、脳に備わっている「嫌な記憶をブロックする機能」の低下が相まって、人間の脳は壊れていく。眠れずに鬱々としているところに、嫌な記憶が執拗に蘇ってきて、「私には生きている意味があるのだろうか?」とか「俺はどうして、こんなに駄目なんだ?」とか「俺の人生が上手くいかないのは社会が悪い」とか、もう毎度毎度おなじみのパターンが繰り返され、最後に頭の中で「何か」がはじけてしまうのだ。
この具体的な例に関しては、去年の9月21日に紹介した『ロリの静かな部屋』に詳しく書かれている。この作品の主人公であるロリ・シラーは、キャンプ場で夜に眠れずにいるところで失恋の経験を思い出した結果として、統合失調症を発している。
このパターンは女性の患者に多く見られるが、重要なのは彼女が失恋した結果として病気を発症しているのではなく、失恋の記憶を「思い出した」ことによって病気を発症している点にある。つまり、何か心が傷つくような経験が精神病を誘発するのではなく、心が傷つくような経験を「思い出した」ことが精神病を誘発しているのだ。
この2つは、似て非なるものなのだが、当の本人にとっては苦痛という意味で等価なので、ほとんどのケースでは記憶を思い出すことによってダメージが発生するという事実の指摘はなされない。だから、周囲の正常な人間は、病気にかかった人間の苦痛が理解できないという不幸な状況が発生する。病気にかかった人間が苦しむ原因は「嫌な記憶を思い出す」ことなのに、外部から見た場合は「何も起きていない」ようにしか見えないからだ。そして、当の本人は苦痛の原因が「嫌な記憶を思い出してしまう」ことであると正確に説明できないので、周囲との関係は悪化の一途を辿り、「あいつは怠け病だ」とか「病気だと言って周囲の同情を買おうとしている」と指弾されるという次第である。
以上が精神病が発症するまでの典型的プロセスだが、4月末から5月中は『五月病』と呼ばれるほど周期的に病態が悪化する季節なので、皆さんくれぐれもご注意を。余談になるが、私が表現規制推進派が主張する「性的虐待が一生心に残る傷」だとまったく思わない理由は、トラウマが起こる経緯をこのように言語的に説明できるからだ。
性的虐待がいけないことには同意するが、それが心に消えない傷を残すかどうかは、まったく別の話としか言いようがないし、心に本当に傷を残すのは「嫌な記憶を思い出してしまう」という脳内で発生する現象なのだ。
嘘はいけないよ、嘘は。
左右を問わず政治に自分から積極的に関わろうとする連中は精神病患者ばっかりだけど、まあ、これは創作の世界でも一緒だからなー。せいぜい「正しい」世界を教導する目的で巨悪と戦って下さいな。馬鹿馬鹿しい。本当の原因は春になって病態が悪化したことだよ。こんな簡単なことも分からないなんて、一体何のために何十年もかけて色んな知識を頭に詰め込んだんだ? こういう連中を見ていると「無駄」とか「無意味」という言葉しか思い浮かばない。
で、上の話とも関連性があるんだけど、補選が終わるまでの間に、このブログで約束した「頭の壊れ方」に関するケーススタディをささっと書き上げることにする。
人間の脳は正常に活動するために、主に3つの条件を必要とする。1つは栄養、2つめは睡眠、3つめは他の脳とのコミュニケーションだ。
栄養に関しては、ここではそれほど説明するつもりはないが、脳がタンパク質で構成されている以上、食事と脳には密接な関連性がある。また、当然のことながら脳の異常というのは化学的には脳を構成するタンパク質の異常を意味している。
つい最近になるが、2007年の9月に三菱化学生命科学研究所が発表したプレスリリースによると、脳内の神経伝達を抑制するタンパク質が正常に作動しないと、神経伝達物質の過剰放出や脳内の情報伝達異常が起こり、それが結果として精神疾患を誘発しているのではないかという指摘がなされている。原因はどうであれ、神経伝達物質の過剰放出が脳の異常を引き起こすのは事実だ。
2つめの睡眠だが、これもそれほど説明を必要とはしないだろう。高度な機能を備えた脳には休息=睡眠をとる必要性があり、長時間にわたって睡眠がとれないとダメージが蓄積されて機能に異常が生じ、最終的には脳細胞そのものが破壊される。不眠や過眠は脳の正常な活動を妨げる、もっともありがちな障害だ。
そして、本稿で重視するのは3つめの要素である「他の脳とのコミュニケーション」である。要するに、他人との接触や会話のことだ。何度も何度もこのブログでは繰り返しているが、人間は群れで生活することを本能にしている動物で、希少な例外を除いて孤独には耐えられない。
それでは、人間は孤独にどれぐらい弱いのかというと、アメリカ軍が朝鮮戦争後に洗脳対策のために、脳から情報を遮断するという実験(感覚遮断実験)をやっていて、ある程度のデータも出ているんだけど、この数値は驚く事なかれ約30分。つまり、脳が正常な状態の人間であっても、情報を遮断された状態で30分経過するだけで異常を来し、幻覚が見えたり幻聴が聞こえてくるようになる。
もちろん、この実験は視覚、聴覚などの諸感覚を遮断した上に、被験者をプールに浮かべて重力すらあやふやにしてしまうという特殊な環境を作り出して行っているもので、日常生活とはかけ離れている……と言いたいところだけれども、ある条件を満たしている人間には、かなり類似の状況が発生しうるんだな、これが。
それは不眠と個室。もう、察しのいい人には説明不要だろうけど、不眠症の中でも入眠障害にかかっている人は、いわゆる寝付きが悪くて眠りに落ちるまでかなりの時間がかかる。当然のことながら、入眠しようと思っている人間の大多数は、明かりを消した静寂の中で布団やベッドに寝ているので、実質的に感覚を遮断する環境を自分から作り出してしまっている。寝場所が個室になっていて、他者との接触が期待できなければ、この傾向はより強くなる。
この状態で30分以上経過すると、正常な人間でも幻覚や幻聴などの妄想に襲われる。ましてや、不眠が続いて疲労が蓄積されている脳に、この状態を克服する力など無い。このため、入眠障害に関するアドバイスには、だいたい30分以上眠れなかったら、いったん身体を起こして寝るのを中止しろと書かれているはずだ。が、入眠障害にかかっている人間の大半は、この危険性を知らない、もしくは注意を守らない。下手をすると、何時間でも暗闇の中でじっと黙ったまま天井を見つめていたり、俯せになったり何度も寝返りをうって眠気がくるのを待つ。結果として、脳には信じられないほどの負荷がかかる。
ここでとどめに出てくるのが、4月16日の備忘録で書いた「記憶のブロック機能」の低下である。人間は何かをする時に、成功を期して行動しようとするので、失敗した過去や嫌な過去の記憶をブロックする機能が脳に備わっている。これが緩んでいると、何かをしようとする度に「嫌な思い出」まで蘇ってきてしまい、行動を実行に移せなくなるか、とても成功が見込めない行動に手を染めることになる。
こうして、不眠による疲労の蓄積、感覚遮断による妄想の発生、脳に備わっている「嫌な記憶をブロックする機能」の低下が相まって、人間の脳は壊れていく。眠れずに鬱々としているところに、嫌な記憶が執拗に蘇ってきて、「私には生きている意味があるのだろうか?」とか「俺はどうして、こんなに駄目なんだ?」とか「俺の人生が上手くいかないのは社会が悪い」とか、もう毎度毎度おなじみのパターンが繰り返され、最後に頭の中で「何か」がはじけてしまうのだ。
この具体的な例に関しては、去年の9月21日に紹介した『ロリの静かな部屋』に詳しく書かれている。この作品の主人公であるロリ・シラーは、キャンプ場で夜に眠れずにいるところで失恋の経験を思い出した結果として、統合失調症を発している。
このパターンは女性の患者に多く見られるが、重要なのは彼女が失恋した結果として病気を発症しているのではなく、失恋の記憶を「思い出した」ことによって病気を発症している点にある。つまり、何か心が傷つくような経験が精神病を誘発するのではなく、心が傷つくような経験を「思い出した」ことが精神病を誘発しているのだ。
この2つは、似て非なるものなのだが、当の本人にとっては苦痛という意味で等価なので、ほとんどのケースでは記憶を思い出すことによってダメージが発生するという事実の指摘はなされない。だから、周囲の正常な人間は、病気にかかった人間の苦痛が理解できないという不幸な状況が発生する。病気にかかった人間が苦しむ原因は「嫌な記憶を思い出す」ことなのに、外部から見た場合は「何も起きていない」ようにしか見えないからだ。そして、当の本人は苦痛の原因が「嫌な記憶を思い出してしまう」ことであると正確に説明できないので、周囲との関係は悪化の一途を辿り、「あいつは怠け病だ」とか「病気だと言って周囲の同情を買おうとしている」と指弾されるという次第である。
以上が精神病が発症するまでの典型的プロセスだが、4月末から5月中は『五月病』と呼ばれるほど周期的に病態が悪化する季節なので、皆さんくれぐれもご注意を。余談になるが、私が表現規制推進派が主張する「性的虐待が一生心に残る傷」だとまったく思わない理由は、トラウマが起こる経緯をこのように言語的に説明できるからだ。
性的虐待がいけないことには同意するが、それが心に消えない傷を残すかどうかは、まったく別の話としか言いようがないし、心に本当に傷を残すのは「嫌な記憶を思い出してしまう」という脳内で発生する現象なのだ。
嘘はいけないよ、嘘は。
11件のコメント
[C368]
山口の補選ですが、民主・平岡氏があっさり勝利したようですね。
なんでも、20時に投票が締め切られ、大河ドラマが始まった直後に当確が出たので、
「篤姫秒殺」とか2chに書かれたそうです。つまり、出口調査で大差が出てたとしか思えません。
これで、野党はいよいよ対決姿勢を強めるでしょう。
今後の国会の流れとしてありそうな線は、
衆院でガソリン税強行復活→参院で首相問責決議案→国会空転
ですかね。
尚、経済系ブログで騒いでいた「サブプライム4/17危機」ですが、
米証券取引委員会(SEC)が、会計基準を緩和する、
即ち、実質的な「粉飾決算」を黙認するという、えらい手法で乗り切ったようです。
しかし、こんなのがいつまで続けられるのかはえらく疑問ですが。
現在の株価は、機関投資家等によって、かなり恣意的にコントロールされているらしく、
4/25には新日鉄が34%の大幅減益という決算を発表したにもかかわらず、
その5分後には数十万株単位の無茶な買いが入って株価爆上げ、という珍現象が見られたそうです。
なんでも、20時に投票が締め切られ、大河ドラマが始まった直後に当確が出たので、
「篤姫秒殺」とか2chに書かれたそうです。つまり、出口調査で大差が出てたとしか思えません。
これで、野党はいよいよ対決姿勢を強めるでしょう。
今後の国会の流れとしてありそうな線は、
衆院でガソリン税強行復活→参院で首相問責決議案→国会空転
ですかね。
尚、経済系ブログで騒いでいた「サブプライム4/17危機」ですが、
米証券取引委員会(SEC)が、会計基準を緩和する、
即ち、実質的な「粉飾決算」を黙認するという、えらい手法で乗り切ったようです。
しかし、こんなのがいつまで続けられるのかはえらく疑問ですが。
現在の株価は、機関投資家等によって、かなり恣意的にコントロールされているらしく、
4/25には新日鉄が34%の大幅減益という決算を発表したにもかかわらず、
その5分後には数十万株単位の無茶な買いが入って株価爆上げ、という珍現象が見られたそうです。
- 2008-04-28
- 編集
[C371]
本家ユニセフが日本ユニセフの支持を表明です
http://www.unicef.or.jp/special/0705/cyberporn06.html
>ユニセフ東京事務所は、2008年3月11日より日本ユニセフ協会
>(ユニセフ日本委員会)が実施している「なくそう!子どもポルノ」
>キャンペーンを心より支持します。
>ダン・ローマン(ユニセフ東京事務所代表)
http://www.unicef.or.jp/special/0705/cyberporn06.html
>ユニセフ東京事務所は、2008年3月11日より日本ユニセフ協会
>(ユニセフ日本委員会)が実施している「なくそう!子どもポルノ」
>キャンペーンを心より支持します。
>ダン・ローマン(ユニセフ東京事務所代表)
- 2008-04-30
- 編集
[C373] 一GT掲示板参加者さん
えーと……、これで規制反対派内部にあった、日本ユニセフ協会=悪、ユニセフ=中立、もしくは善という無根拠な妄想が崩れたので良かったのではないでしょうか?
というか、未だに日本ユニセフ協会のみを糾弾する批判スタイルの意図が理解できないんですよね。こうなるのは、前からみえみえだったじゃないですか。
日本ユニセフ協会のみが悪であるかのような印象操作を行っていた人達が、これからどう弁解するのか興味がありますけど、署名を共産党にまで持ち込んだのと較べると、インパクトは弱いですよね。予想の範囲内です。
というか、未だに日本ユニセフ協会のみを糾弾する批判スタイルの意図が理解できないんですよね。こうなるのは、前からみえみえだったじゃないですか。
日本ユニセフ協会のみが悪であるかのような印象操作を行っていた人達が、これからどう弁解するのか興味がありますけど、署名を共産党にまで持ち込んだのと較べると、インパクトは弱いですよね。予想の範囲内です。
- 2008-04-30
- 編集
[C375] 367さん
いや、嫌なことばかりも出さない限り、大丈夫ですよ。幻覚なんかは正常な人でもかなり頻繁に見ているものなんで、むしろ安眠できる方法が分かっている分だけいいかもです。
- 2008-04-30
- 編集
[C376] Sevenさん
山口の補選で、自民VS民主の対立が深まり、児ポ法どころじゃなくなってくれればベストなんですけどね。
サブプライムローンや株価の問題に関しては、実は別名義で文章を書く可能性が強くなっているのでノーコメントにさせてください。まあ、極言しちゃうと金融商品の取引はバクチなんで、勝つ人も負ける人もいるし、負け組の数が多いですよってことで。
サブプライムローンや株価の問題に関しては、実は別名義で文章を書く可能性が強くなっているのでノーコメントにさせてください。まあ、極言しちゃうと金融商品の取引はバクチなんで、勝つ人も負ける人もいるし、負け組の数が多いですよってことで。
- 2008-04-30
- 編集
[C379]
与野党の全面対決のせいで児ポ法はおろか、ネット規制法ですら怪しいでしょうね
何せ提出しても成立のメドが経ってない法律がどっさり残ってますから
>今国会の政府提出法案は79本あり、成立は24本、
>30日現在で衆院に29本、参院に26本が残る。
>このうち会期末までに参院送付60日を超え、衆院再議決が可能なのは4本。
>参院の残り22本を成立させるには6月末まで会期延長し、
>3度目の衆院再議決に踏み切るしかない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080430/plc0804302003015-n2.htm
何せ提出しても成立のメドが経ってない法律がどっさり残ってますから
>今国会の政府提出法案は79本あり、成立は24本、
>30日現在で衆院に29本、参院に26本が残る。
>このうち会期末までに参院送付60日を超え、衆院再議決が可能なのは4本。
>参院の残り22本を成立させるには6月末まで会期延長し、
>3度目の衆院再議決に踏み切るしかない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080430/plc0804302003015-n2.htm
- 2008-05-01
- 編集
[C383] 一GT掲示板参加者さん
おっしゃる通りで、このままねじれ現象が続いてくれれば、プライオリティの低い案件が後回しになるので、児童ポルノ禁止法の改正も自動的に先送りになってくれるかなー、などと淡い期待を抱いています。
まあ、その間に対応策を準備しておかないと意味がないんですけどね。はぁ……。
まあ、その間に対応策を準備しておかないと意味がないんですけどね。はぁ……。
- 2008-05-02
- 編集
[C384]
ついに来ました。
児童ポルノ「単純所持」に1年以下の懲役も…与党チーム 2008年5月2日 読売新聞
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080502-OYT1T00546.htm?from=navr
与党の「児童ポルノ禁止法見直しに関するプロジェクトチーム」(森山真弓座長)は2日、
児童ポルノの販売や提供を目的としない「単純所持」に、1年以下の懲役か100万円以下の罰金を科すことで一致した。
単純所持はこれまで禁止されていなかったが、インターネットなどでの流出に歯止めをかけるため、罰金だけでなく懲役を科すこととした。
現行法は、児童ポルノの提供者に「3年以下の懲役か300万円以下の罰金」となっている。
一方、児童を描写したアニメやコンピューターグラフィックス(CG)の所持禁止や、ネット利用者が児童ポルノサイトに接続できなくなる
「ブロッキング」制度の導入については「国が調査、研究を行う」とする付則を盛り込み、今後の検討課題とした。
児童ポルノ「単純所持」に1年以下の懲役も…与党チーム 2008年5月2日 読売新聞
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080502-OYT1T00546.htm?from=navr
与党の「児童ポルノ禁止法見直しに関するプロジェクトチーム」(森山真弓座長)は2日、
児童ポルノの販売や提供を目的としない「単純所持」に、1年以下の懲役か100万円以下の罰金を科すことで一致した。
単純所持はこれまで禁止されていなかったが、インターネットなどでの流出に歯止めをかけるため、罰金だけでなく懲役を科すこととした。
現行法は、児童ポルノの提供者に「3年以下の懲役か300万円以下の罰金」となっている。
一方、児童を描写したアニメやコンピューターグラフィックス(CG)の所持禁止や、ネット利用者が児童ポルノサイトに接続できなくなる
「ブロッキング」制度の導入については「国が調査、研究を行う」とする付則を盛り込み、今後の検討課題とした。
- 2008-05-03
- 編集
[C385] 一GT掲示板参加者さん
ついに来ましたね。
まあ、これも想定の範囲内。単純所持だけで済ませてくれるわけがないんですけど、二次元オンリー派には、どうしても規制派のメンタリティが理解できないというか、理解したくないんですよね。
この法案が通ったら外堀が埋まるのは確実で、そうなったら学校モノのポルノはBLを含めて全滅ですよね。
まあ、これも想定の範囲内。単純所持だけで済ませてくれるわけがないんですけど、二次元オンリー派には、どうしても規制派のメンタリティが理解できないというか、理解したくないんですよね。
この法案が通ったら外堀が埋まるのは確実で、そうなったら学校モノのポルノはBLを含めて全滅ですよね。
- 2008-05-03
- 編集
[C392]
自民党 早川議員のブログ
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10093973159.html#cbox
与党PTの事務局長を勤めている方ですが、コメントから察するに与党内ではかなり稚拙かつ拙速な議論の元に、改正案がまとまったようです。
実際の法運用について全く認知していない、アメリカを始め諸外国の法案、運用例について検討していないor知らないなど呆れるばかりです。
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10093973159.html#cbox
与党PTの事務局長を勤めている方ですが、コメントから察するに与党内ではかなり稚拙かつ拙速な議論の元に、改正案がまとまったようです。
実際の法運用について全く認知していない、アメリカを始め諸外国の法案、運用例について検討していないor知らないなど呆れるばかりです。
- 2008-05-06
- 編集
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